ここまできてそれなりにわかったこと の商品レビュー
2001年出版の児童書なのに2021年の今になってもほとんど変わらない世の常をシニカルに書いていて面白いし気付かされる項目が多かった。 ・動物園はどうしたって動物虐待 ・すごい爆弾を発明した人も、ミサイルを操作する人も、スパイ活動をする人も、みんなみんな一生懸命で真面目で、そして...
2001年出版の児童書なのに2021年の今になってもほとんど変わらない世の常をシニカルに書いていて面白いし気付かされる項目が多かった。 ・動物園はどうしたって動物虐待 ・すごい爆弾を発明した人も、ミサイルを操作する人も、スパイ活動をする人も、みんなみんな一生懸命で真面目で、そしてきっと、誰かに褒めてもらいたかったんだ、ということ ・宇宙に知的生物はいない、地球にもいない、ということ
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図書館本。 著者の風刺の効いた言葉と挿し絵は、時に鋭く、時にユーモラスで、その興味は森羅万象に渡る。 フムフムと頷いたり、クスッと笑ったりしながら楽しく読み終えることができました。
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図書館で借りてきた。 バカにされないようにがんばったりすると、残念ながらバカにされちゃうんだなあ、ということ。 が、ちょっと刺さった。
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日常レベルの些細なことから世間への痛烈な風刺まで、五味さんの「それなりにわかったこと」は多岐にわたる。そのどれもに少し毒がきいており、それに更にちょこっと皮肉を上乗せするようなイラストがとても面白かった。
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五味太郎の子供用の絵本って、大人が読んでも面白いんだよね。絵本作家ではぴか一なんじゃないかな。 そんな著者が書いた大人用のものがこれ。いかにも五味太郎らしさが出てるのはよい、けれど、子供向けに書いたものの方が僕は好きだな。
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五味太郎の一ページに1テーマで短い短文が載せられている。 それほど毒はないものの、五味さんらしいやや斜めからの視点でのものの見方は面白い。 もう少し羽目をはずして欲しかったかな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「こ」の棚を覗いて、もう一冊とともに思わず手に取ってしまった五味太郎さんの大人向け絵本。これまで(ちなみに発刊は2001年)著者が生きてきて「わかったこと」150項目が、一ページずつイラストともに描かれています。 実に単純な内容から、思わず「う~ん」と唸ってしまうものまで・・。 一番「う~ん」と思ったのは18番目; 効果的な人殺しだとか、かなり巧妙な詐欺師だとか、他人が唖然としてしまうような大胆な発想の泥棒なんかが一人でも先祖にいれば、その家系は、あとはキープ、キープで結構豊かだ、ということ。それ以外にお嬢様、お坊ちゃまが生まれる可能性はない、ということ。 これからおよそ12年。筆者の「これまで」をまた読んでみたいと思いました。
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面白いけど、かなり毒舌。 ・「生きる意味」「生きる価値」などということを考える暇を与えない程度に、忙しくしておくのが文明社会運営のコツだ、ということ。 ・言葉が通じないのもつらいけれど、冗談が通じないのもさらにつらい、ということ。 ・同じ「世界遺産」でも、残したくないもの、残した...
面白いけど、かなり毒舌。 ・「生きる意味」「生きる価値」などということを考える暇を与えない程度に、忙しくしておくのが文明社会運営のコツだ、ということ。 ・言葉が通じないのもつらいけれど、冗談が通じないのもさらにつらい、ということ。 ・同じ「世界遺産」でも、残したくないもの、残したら恥ずかしいもの、残すとヤバイものなどの認定に力を注いだほうが、よほど有効だぜ、ということ。
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小さい頃好きだった、五味太郎さんの本。さくっと読めました。10年前の本で、150の『それなりにわかったこと』があって、なるほど!から、なんだこれ?まで盛りだくさん。でも、五味さんワールドはやっぱり好きだな。
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