人狼城の恐怖(第4部) の商品レビュー
文庫本で2587ページ。 いや〜、長かった。けど、こってりミステリーを3作読んだ気持ちになれるのでお得かな。 ずっと読みたかったので、満足度は最高に高い。
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年末年始の繁忙期で細切れ読書になってしまったのが悔やまれます。読み手としては実際の現場を見ないうちから蘭子が次々と披露していくことにただただついていくしかありません。城の秘密に関してはふと思いついたものかもしれませんが、これだけの大掛かりな事件を疎漏なく作り上げた作者には感嘆を覚...
年末年始の繁忙期で細切れ読書になってしまったのが悔やまれます。読み手としては実際の現場を見ないうちから蘭子が次々と披露していくことにただただついていくしかありません。城の秘密に関してはふと思いついたものかもしれませんが、これだけの大掛かりな事件を疎漏なく作り上げた作者には感嘆を覚えます。世界一の長さにふさわしく内容もしっかりと読み応えのあるものでした。あとがきや解説まで含めてしっかりと楽しみました。確かに長いのですが他の蘭子シリーズよりは読みやすいので本格好きの方は是非。
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ハーメルンの笛吹き男やナチスの秘密研究など、単なる殺人事件ではない所が深過ぎました。深過ぎてちょっとおいてきぼりにされました(笑)最初のグロテスクなシーンはぱっと見で嫌な予感がしたので、飛ばしました。シリーズ物だからこそ許容できる終わり方でしたが、次はもうないかな。とりあえずおな...
ハーメルンの笛吹き男やナチスの秘密研究など、単なる殺人事件ではない所が深過ぎました。深過ぎてちょっとおいてきぼりにされました(笑)最初のグロテスクなシーンはぱっと見で嫌な予感がしたので、飛ばしました。シリーズ物だからこそ許容できる終わり方でしたが、次はもうないかな。とりあえずおなかいっぱいです。
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世界最長ミステリーの記録はまだ破られてないのでしょうか。全編通して私的には、満足行く内容でした。密室の謎が全て、ちゃんと解かれたのいいですね。しかしあとがきは言い訳めいていて読んでちょっといらないと思ってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。蘭子シリーズ10作目。 4部作完結編。 刊行当時、世界最長の推理小説と謳われていたこの作品。 初読はノベルス版でリアルタイムに読んでいたので、この解決編まで随分と待たされ、やきもきしたものです。 やはり蘭子は名探偵ですね。 思わせ振り状態の蘭子は嫌いですが、解決に向かう蘭子は好きです(笑) 数々の謎は、ああそうだったのかと納得のいくフェアなもの。 特にメイントリックは素晴らしいです。 4部作でボリュームはあるのですが、無駄がなく、やはり良い作品だなと改めて思います。
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このミスベスト10、1999年版9位。4000枚の大作で世界最長の本格ミステリらしい。トリックは素晴らしいと思うけど、なんしか長すぎ。1か月以上かかったけど殆どの時間が苦痛でした。まあ面白かったのは4巻の前半だけでした、時間がタップリある本格の大作好きの人は好いかも。 最近長いの...
このミスベスト10、1999年版9位。4000枚の大作で世界最長の本格ミステリらしい。トリックは素晴らしいと思うけど、なんしか長すぎ。1か月以上かかったけど殆どの時間が苦痛でした。まあ面白かったのは4巻の前半だけでした、時間がタップリある本格の大作好きの人は好いかも。 最近長いのばっかり読んでるけどこの本でこのミスベスト10の1988年版から1999年版までやっと読了した。
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「世界一長い推理小説」の完結編。 読んでる最中は寂しくて仕方がなかった。 「ああ〜これで『人狼城』が終わってしまう〜」という寂しさ。 LOTRの「王の帰還」を観ている時の寂しさ。 スターウォーズの「エピソードIII」を観ている時の寂しさ。 それと同じだ。終わって欲しいような欲しく...
「世界一長い推理小説」の完結編。 読んでる最中は寂しくて仕方がなかった。 「ああ〜これで『人狼城』が終わってしまう〜」という寂しさ。 LOTRの「王の帰還」を観ている時の寂しさ。 スターウォーズの「エピソードIII」を観ている時の寂しさ。 それと同じだ。終わって欲しいような欲しくないような複雑な心境。 この物語で列挙されている謎は次の通り。 「ハーメルンの笛吹き男」の真相、古城の伝説の謎、人間消失、死体消失、次々と起こる密室事件、衆人環視の毒殺、被害者の共通項、秘宝捜し、《人狼》の怪奇、そして残虐な殺人者の正体。 これら全ての謎がこの1冊で解き明かされる。そりゃあもう全編謎解き。清々しいまでの解決。 基本的に謎は第1部、第2部で解けるようになっている、とは作者の弁だけど、まぁもってそんなん無理に決まってます。だから映画を観るように物語りを楽むべき。 しかし、あの部屋であの人と対峙して戦わせるあの理論の部分は、ちょっと風呂敷を広げすぎたんじゃないの?という気がしないでもなかった。 どうやら作者的には阿部謹也の「ハーメルンの笛吹き男」の結末に納得が行かず、この展開を思い付いたらしいのだけど、ううーん、どうだろうなぁ、言いたいことは分かるしロマンはあるけどなぁ、広がりすぎかなぁ。 (ちなみに阿部謹也の件の書は読んだけど、内容を完全に忘れた)(もったいない・・・) それからエピローグ。「アウスラ修道院」とも通じる部分が多大にあるんだけど、これはこれで好きかも。エピソードタイトルも「終わりのない物語の始まり」だしね。なんとも二階堂黎人らしいエンディングではありました。 という訳で、私が2005年に何か一つ偉業を成し遂げたとすれば、それはこの「人狼城の恐怖」を読み終えたという一言に尽きると思った。オレ、すげえ。
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久しぶりの蘭子シリーズでしたが、こんなにオカルトな感じだったかなぁ。思ったより長さは感じなかったけど、三部と四部はもっと短くできた気がします。
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二階堂蘭子シリーズ 人狼城に招待された蘭子たち一行。フォン・リッベントロープ伯爵の弁護士であるアマン弁護士の助手ホルツ氏に依頼。人狼城での殺人事件がでっち上げであったことを証明してほしいとのこと。蘭子によって解き明かされる密室殺人事件の謎。バリスタの秘密。人狼城の謎。正体を明か...
二階堂蘭子シリーズ 人狼城に招待された蘭子たち一行。フォン・リッベントロープ伯爵の弁護士であるアマン弁護士の助手ホルツ氏に依頼。人狼城での殺人事件がでっち上げであったことを証明してほしいとのこと。蘭子によって解き明かされる密室殺人事件の謎。バリスタの秘密。人狼城の謎。正体を明かされたアマン弁護士の罠。使用人たちの死。レイモンドの逃走。事件があった人狼城で冒険。消えた蘭子。
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ついに読了!満足度高い!城の謎すごすぎ、鳥肌。後半のやりとりも重みがあってよいですね。この作者は本当に博識だ。
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