ドン・キホーテ 前篇(訳者:牛島信明)(一) の商品レビュー
ドン・キホーテの愉快…
ドン・キホーテの愉快な物語の開幕。ところどころにあるユーモアが笑わせてくれる。
文庫OFF
ドン・キホーテは実は…
ドン・キホーテは実は熱い!サンチョパンサとのやりとりもおもしろいです。
文庫OFF
騎士道本を読み過ぎて…
騎士道本を読み過ぎて妄想にとらわれ、古ぼけた甲胄に身を固め、やせ馬ロシナンテに跨って旅に出る。
文庫OFF
全編にわたってユーモ…
全編にわたってユーモアが満ちている。機知に富んだ郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと従士サンチョ・パンサが繰り広げる滑稽な冒険の数々を、どうぞ心行くまで堪能していただきたい。
文庫OFF
どこまでもピントの合…
どこまでもピントの合わないドン・キホーテとサンチョ・パンサの冒険譚。ずれきったやりとりがクセになります。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『ドン・キホーテ』はシンプルに読み物として面白い本です。 その中でも最初の1冊目は特に面白い。 冒頭の序文はとっつきにくいが本文に入ってしまえばすこぶる読みやすいです。 思わずくすっとしてしまうようなユーモアあふれる文章が続いていきます。 とりあえず1冊目を読んでみてそれで続きが気になるなら2冊目以降へと進んでいく。 それくらいの気持ちでまずは十分なのではないでしょうか。 大ボリュームに威圧されて1冊も読まないというのは本当にもったいないです。 1冊目にこそドン・キホーテの面白さのエッセンスが凝縮されています。 おまけに世界的に有名な風車の冒険にもしっかりとお目にかかることができます。 これを味わうだけでも十分すぎる価値があるのではないかと私は思います。
Posted by
騎士殿が馬鹿にされボコボコに殴られるシーンは見てて流石に可哀想になるけど、その直後に騎士殿の傍迷惑な狂気でまあ仕方ないな…となる。なんなんだこの作品。 ・あとセルバンテスが作品始まる前にあれこれ学歴コンプ拗らせたり開き直ったりしてて面白かった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
超有名な古典文学だが、読んでみると意外と軽く読めるものだった。 正直読む前はうっすらとドン・キホーテという人物はさぞや立派な騎士なのだと勝手に思いこんでいたが、読んでみるとただの狂人の騎士ごっこだし周りに迷惑かけるしで笑える場面が多く意外だった。 「ドン・キホーテ」以前の騎士道物語に対するセルバンテスの思いというか、同じような作品が乱立されていることに対するアンチテーゼ的な作品でもあるのかなと感じた。 もっと重い作品だと思っていたので読破するのにそれなりの覚悟をしていたのだがこれならサクサク読めそうで続きが楽しみ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
友人とソース(※ソース原理におけるアイデアを実現するためにリスクを負って最初の一歩を踏み出した個人)とエゴで物事を進めるということの差について語っていた。 その友人から勧められた本がこの本だった。 これは自分のエゴなんじゃないか?という時に「いいんだよ!エゴでも!」と思いたいときもあるんじゃなないかな?そんな私にお勧めだよ、と言われて、手渡された。 彼は「羨ましい」と感じたそうだ。 私は「幸せなだろうなぁ」「勤勉な人だな」と感じた。いや、勤勉であるがゆえに突き詰めたところに達し、結果、人に左右されない幸せを手に入れたのだろうなぁ、が正解か? 最初から最後まで自業自得のトラブルさえも「修行」という快感に変えられる強さ。これに対してはうらやましい、というよりは尊敬に値すると思う。 ちなみに、私の周りにドン・キホーテみたいな人がいたら本当に嫌だ。迷惑、すぐ逃げる。サンチョの嫁の立ち位置だったら即効離婚案件。ああ恐ろしい。 別の視点では作者の立ち位置が面白い。自分で自分に突っ込む手法が古典の世界でも行われていたことにびっくり。 時代背景とか全然わからないけれどラノベ感、あるよね。
Posted by
セルバンテスによる騎士道あるある早く言いたい 読んでてちょっときついなと思ったりもしたけど、読みやすいし急に正気に戻ったかのようなマルセーラのくだりなど面白かったので次も読みます
Posted by