1,800円以上の注文で送料無料

「希望の島」への改革 の商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/07/30

約20年前の著作である。当時、競争社会から協力社会への転換を図っていたら...。コロナ禍による企業の倒産、失業が加速している今こそ、社会的セーフティ・ネットの張り替えが必要な時に来ている。 一部データ活用に不備が見られるも、欧米との比較による日本の構造的な課題を抽出し、丹念に(ち...

約20年前の著作である。当時、競争社会から協力社会への転換を図っていたら...。コロナ禍による企業の倒産、失業が加速している今こそ、社会的セーフティ・ネットの張り替えが必要な時に来ている。 一部データ活用に不備が見られるも、欧米との比較による日本の構造的な課題を抽出し、丹念に(ちょっとくどいところも...)持論を展開しているので、手軽に読める。

Posted byブクログ

2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 未曾有の長期不況と膨大な財政赤字、絶望的な状況の前に、国民の誰もが、茫漠とした不安を抱え、立ちすくんでいる。 いったい日本は、どこでハンドルを切り間違えたのか。 そして新世紀を迎えた今、何を変えなければいけないのか。 財政学のパラダイムから、市場原理主義と中央集権型政治の限界を論じ、地方自治、税制、社会保障体制等、緊要の制度改革案を通して、人間の絆で結ばれた「分権型社会」への道筋を示す。 本書は、21世紀の日本を「絶望」から救うための、抜本的な国家改革論である。 [ 目次 ] 序章 「競争社会」と「協力社会」 第1章 よみがえる財政学のパラダイム 第2章 改革の対象としての二〇世紀システム 第3章 ボーダレス化・グローバル化の正体―二〇世紀システムの崩壊 第4章 新産業創出と二つの社会的ネット―「競争社会」への対抗戦略 第5章 地方政府によるユニバーサル・サービス―身近な公共空間をつくるために 第6章 分権型社会の税制改革 第7章 「協力社会」を支える政府体系 終章 日本を「希望の島」にするために [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ