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この人はなぜ自分の話ばかりするのか の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2011/01/27

概論 陪審コンサルタントの職につく著者が、「人を読む」方法について述べている。 感想 クライアントである裁判の被告に有利な判決を下すであろう陪審員を選ぶという変わった職業の著者が、いかに「人を読む」かという視点は面白い。ただし、自分が普段の生活で真似できるようなことがないので、...

概論 陪審コンサルタントの職につく著者が、「人を読む」方法について述べている。 感想 クライアントである裁判の被告に有利な判決を下すであろう陪審員を選ぶという変わった職業の著者が、いかに「人を読む」かという視点は面白い。ただし、自分が普段の生活で真似できるようなことがないので、あまり参考になったとは言えないが、そのヒントくらいは獲得できたかなと感じた。 (厳密に言うと、普段の生活で真似できるようなことしか書いてないんだけど、それが当たり前のこと過ぎて、意識してそこから何かを感じ取るのは不可能に近いと感じた、と言う意味) ちなみに、外国の本を日本語に訳した本を読むのは二冊目だが、なんか違和感がある。 メモ ・偏見にとらわれないためには、まず自分がどんな偏見を持っているかを理解する必要がある。 ・「今一番売れている車」は皆がその車を買っているだけであって、その車が一番いい車とは限らない。:短絡思考 ・目的を達成できなかった人は被害者意識を持ちやすい。 ・相手の間違いを指摘せずにいられない人は、相手をけなすことで一時的な優越感に浸りたいのだろう。 ・何か良い知らせがあるときは部下の机に行くが、小言を言ったりクブを宣告するときは上司の机に呼ぶ。上司は会話をコントロールしたいので、自分のテリトリーに部下を呼ぶ。 ・一般的に、デリケートな質問について本当の答えを求めたいなら、あれこれ考える時間を与えないほうがいい。 ・自慢屋には共通点がある。本当の自信に欠けているのだ。認めてもらいたいから自慢する。 ・やらなければならないことや、決めたことをやらないこと自体が大きなストレスとなる。 ・謝り、相手を褒める。褒められた相手は悪い気がしないので、つい甘くなる。 ・それほど美人でないが優秀な頭脳の持ち主は、他人を評価するときも外見より頭脳を重視する。スポーツ好きの人はスポーツマンを評価するし、勤勉な人は努力家を評価し、センスがある人はセンスがある人を評価する。 ・人は、自分の理解できる範囲の話をしたがる。 ・もし私が、自分を読んでいる人のバックグラウンドや考え方を持っていたら、私のような話し方、行動の仕方、外見の人を見たら、どう感じるか?と自分に問う。 2011年1月19日 読了78(71)

Posted byブクログ

2010/02/14

・「思い入れ」や「しがらみ」がある人を評価しなくてはいけない場合、少なくとも自分はあまり客観的になれない。 ・弁護士の穏やかな微笑や、気さくな態度ほど陪審員をリラックスさせるものはない。すぐに彼らはこの弁護士を信頼する。そして弁護士は、彼らの偏見や個人的信条についてなどんのやっ...

・「思い入れ」や「しがらみ」がある人を評価しなくてはいけない場合、少なくとも自分はあまり客観的になれない。 ・弁護士の穏やかな微笑や、気さくな態度ほど陪審員をリラックスさせるものはない。すぐに彼らはこの弁護士を信頼する。そして弁護士は、彼らの偏見や個人的信条についてなどんのやっかいな質問をしても、難なく素直な答を引き出すことに成功する。 ・人を読むための基本ポイント 思いやり度、育った環境、人生の満足度 ・直感を鍛えるための4way ①直感を大切にする。直感が働いたら、立ち止まってその声に耳を傾ける。しかし直感が働いたとしても、そのまま直感を頼りに突っ走ってはいけない。 ②直感が働いたときの状況を思い出し、その気持ちは何だったのかに焦点を絞る。 ③直感の内容を裏付ける証拠を吟味する。 ④直感的反応のもとになっているものは何か、仮定のテストをする。そして結論を下す。

Posted byブクログ

2009/10/04

貰った本シリーズ。 この人はこんな行動をするから、こんな人だろう。 あの人はあーゆーしぐさをするから、こんなことを思っているな。 とかそんな感じで、人を読むポイントを陪審コンサルタントが経験則から語る一冊。 タイトルの“他人の正体を読む”なんてコトよりも、自分の行動が他...

貰った本シリーズ。 この人はこんな行動をするから、こんな人だろう。 あの人はあーゆーしぐさをするから、こんなことを思っているな。 とかそんな感じで、人を読むポイントを陪審コンサルタントが経験則から語る一冊。 タイトルの“他人の正体を読む”なんてコトよりも、自分の行動が他人に対してどうゆう印象を与えるのか。そんな点を客観視しながら読むと、ふっと自分自身を振り返ることが出来ます。

Posted byブクログ

2009/10/04

アメリカで陪審員を選ぶコンサルタントの著書。人を読むという行為がその場その場の統合判断だからか、ある人物のある特徴を挙げてこういう傾向のある人物(かもしれない)だ、と結論付けるのは難しいのだろうが、とにかく読みにくい、印象に残りにくい本だった。自分が「人を読む」ことをそんなには欲...

アメリカで陪審員を選ぶコンサルタントの著書。人を読むという行為がその場その場の統合判断だからか、ある人物のある特徴を挙げてこういう傾向のある人物(かもしれない)だ、と結論付けるのは難しいのだろうが、とにかく読みにくい、印象に残りにくい本だった。自分が「人を読む」ことをそんなには欲していないからなのかもしれませんが。

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2009/10/04

人の行動だけではなく住居、生い立ち、周辺環境等知ることができる条件から、その人の心理状態、性格、思考を読んでいこうという内容の本。 非常に具体的に書かれているので参考にはなると思います。が、あくまで参考でありこれを用いて実践で使おうとするとどうしてもこの内容では力不足であることに...

人の行動だけではなく住居、生い立ち、周辺環境等知ることができる条件から、その人の心理状態、性格、思考を読んでいこうという内容の本。 非常に具体的に書かれているので参考にはなると思います。が、あくまで参考でありこれを用いて実践で使おうとするとどうしてもこの内容では力不足であることに気づきます。具体例を出すとわかりやすいというのは同時に具体例以外を想定できないという罠にはまりやすくなるということも気付かされました。

Posted byブクログ

2009/10/04

河内長野の天牛でまとめ買いした三冊のうちの1冊。陪審員コンサルトが書いたかつてベストセラーになった本やけど、途中で読むのを放棄してしまった。だって当たり前のことばかりで面白くないから。読んだのは第一章まで。「その後が面白いねん」と言う人は是非コメント欄で批判してください。

Posted byブクログ