金のゆりかご の商品レビュー
読後なお、衝撃の余韻を残す
かつて天才少年と謳われた主人公。29歳で英才塾より入社の誘いが急にきた。不審に思い調べたところ、9年前の事件が浮上し。。
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北川歩実氏お得意の先…
北川歩実氏お得意の先端科学ミステリー。「金のゆりかご」ははたして画期的な発明といえるのか?
文庫OFF
幼児期に脳に刺激を与…
幼児期に脳に刺激を与え「天才」を人工的につくりだすプロジェクト。この神への冒涜は成功するのか?人間の技術革新と倫理性について考えさせられます。
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10年以上前に読んで衝撃を受けた本作を再読。高校生のときと子どもを持つ立場になってからだと、心が揺れる場面も変わったと思う。 命の重さについて考えさせられるとともに、ミステリ性の高さに驚愕し、読み終わった後に呆然とした読後感は今もそのまま。自分の中にある、健常者の方が生き残るべき...
10年以上前に読んで衝撃を受けた本作を再読。高校生のときと子どもを持つ立場になってからだと、心が揺れる場面も変わったと思う。 命の重さについて考えさせられるとともに、ミステリ性の高さに驚愕し、読み終わった後に呆然とした読後感は今もそのまま。自分の中にある、健常者の方が生き残るべきだ、という無意識に気づいてしまったときは少しショックだった。 先が気になりすぎて、禁断の「少し先の文章を薄目で見てから先に進む」を何度もやってしまった。登場人物の多さと関係の複雑さはあるが、入り組んだ伏線が最後にするすると解けていく快感は、やはり今まで読んだ小説の中で突出していると思う。映画化してほしいけど、ここまで複雑だと映像化難しいか、、、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
テーマは興味がある分野だったので、途中までは面白く読めた。 しかし、実際に育ててもいない自分の子供、しかも一度は捨てた(というか無かったことにしていた)子供に対して、そこまで父性が湧いてくるのかなぁ…と違和感を感じたり。 なんでそういう思考になるの?…と疑問に感じるところもあり、感情移入しにくかった。 最期のオチも意外性はあるけど、なんだか腑に落ちない。それが何故だかはわからないが…。
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長かった つまらないわけではないけれど、先が気になるわけでもなく、時々数頁進めるだけで読み終えるまでに時間がかかった
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内容(「BOOK」データベースより) タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界を露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子供が次々と精神...
内容(「BOOK」データベースより) タクシー運転手の野上雄貴は、GCS幼児教育センターから入社要請を受け、不審を抱く。GCSが発明した「金のゆりかご」と呼ばれる機械で育てられ、一時は天才少年ともてはやされたが、能力の限界を露呈し見捨てられた自分。真意を探るうち、子供が次々と精神に錯乱をきたした事件が浮かび上がる。やがて、ある母親が失踪、殺人が…。先端科学に切り込む新感覚ミステリー。
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面白かった!!二転三転する事件背景に夢中になりました。 終盤は少し詰め過ぎ気味だったし事件を暴くのが子供というのが・・・ちょっと気になったけど天才だから仕方ない(笑)厚めの本だったけど、どんどん暴かれる真相と真相と思いきや、え??違うの??って・・・やられながら一気に読了しました...
面白かった!!二転三転する事件背景に夢中になりました。 終盤は少し詰め過ぎ気味だったし事件を暴くのが子供というのが・・・ちょっと気になったけど天才だから仕方ない(笑)厚めの本だったけど、どんどん暴かれる真相と真相と思いきや、え??違うの??って・・・やられながら一気に読了しました。久しぶりに読んでいて飽きない作品に出会えました。
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おもしろいといえばおもしろいけど、自分の思いつくままに書いた内容という感じがした。 秀人や梓についてまとまりかたが微妙。 結末は二転三転するが、最後のまさか感は良かった。 カズオイシグロのわたしをはなさないでを読んだ後だったので、途中似たようなものを感じてしまった。
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