漱石と松山 の商品レビュー
なんということでしょう。 ここには紛れもなく青春があったのです。 正岡子規と夏目漱石。文学界のスーパースター二人は親友同士でもあったのです。 あの堅物(失礼)漱石先生の冗談混じりの手紙! 二人が一時期、一緒に暮らしていたというエピソード! 旅行、恋?、病気、挫折…。 〈色里...
なんということでしょう。 ここには紛れもなく青春があったのです。 正岡子規と夏目漱石。文学界のスーパースター二人は親友同士でもあったのです。 あの堅物(失礼)漱石先生の冗談混じりの手紙! 二人が一時期、一緒に暮らしていたというエピソード! 旅行、恋?、病気、挫折…。 〈色里や十歩はなれて秋の風〉子規 遊郭から距離を置いて歩く生真面目な二人…。漱石先生にもたしかにあったのですアオハルが。 子規にご馳走をしたり、大学を卒業するよう俳句で励ます話はよいエピソードでした。 〈鳴くならば満月に鳴けほととぎす〉漱石 写真も豊富で、学生時代の髭無し漱石先生や、子規の味のある絵p181 、そして謎の女性白蓮さんなどレアなものばかりです。 松山市は今後行ってみたい場所、第一位になりました。
Posted by
『アイ・ラブ・坊っちゃん』予習用。 なかなか読み応えのある本だった。 正岡子規や高浜虚子との深い関係がよくわかった。 日記には漱石の赤裸々な想いが綴られていたりしておもしろかった。
Posted by
- 1