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源氏物語 新装版(巻四) の商品レビュー

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2015/03/10
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源氏物語もだんだん佳境に入ってきてる感じですね~。 源氏の君も、もう30代なかば。  油がのってる年頃よ~(笑) 四巻は、明石の君母子の哀切な子別れ。最愛の人藤壷の宮の崩壊。長男夕霧の大学入学と幼い初恋。亡き恋人夕顔の娘、玉鬘がたどる波瀾の運命。広大な自邸・六条の院に愛する女君たちを住まわせ、栄華をきわめた源氏31歳から36歳までが描かれてます。 『薄雲』『朝顔』『乙女』『玉鬘(たまかずら)』『初音』『胡蝶』が載ってます。 源氏の君の息子も結構いい年になってきて、親のようにいろんな女性に恋をし始めてます。 こうやって、だんだんと時代が移り変わっていくのかしら~? しかし、源氏の君は自分のまわりに女をはべらせ、実の息子には相当厳しいって、よく考えてみると、ちょっと勝手な気もしないでもないけど、でも、自分が好いた女君たちは最後までちゃんと面倒みてるのは素晴らしい責任感だと思うわ~。 だから、みんな源氏の君を好いていらっしゃるのね~。 しかし、いつも思うのは、こうやって何百年経っても色あせずに読まれる恋物語。 ほんと源氏物語って面白いし、心が穏やかになります。

Posted byブクログ