君の本気に敵わない の商品レビュー
この作品は、「友達の…
この作品は、「友達のままじゃいられない」に出てくる双子の兄弟の弟編です。さんざん遊びまくっていた陸耶も、不器用ながら一途な恋愛をする兄の海兎を羨ましく思うようになっていた。今まで付き合ったタイプとは違う京に告白された陸耶にも本気の恋が訪れた予感。いつも要領よくやって来た陸耶が実は...
この作品は、「友達のままじゃいられない」に出てくる双子の兄弟の弟編です。さんざん遊びまくっていた陸耶も、不器用ながら一途な恋愛をする兄の海兎を羨ましく思うようになっていた。今まで付き合ったタイプとは違う京に告白された陸耶にも本気の恋が訪れた予感。いつも要領よくやって来た陸耶が実は素直になれなくて寂しい想いをしていたなんて…エッチだけど、なんかいいお話でした。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は津本陸耶君(受け)。 割と要領よく美味しいところだけを摘んで生きてきて、男も女も関係なく遊びで付き合うことを繰り返してきた陸耶君は、近頃双子の兄の海兎君(受け)に男の恋人ができたことで、ちょっと本気の恋がしてみたくなる。 そんな陸耶君に声をかけてきたのが泉川京君(攻め)。ちょっとシャイだけど背が高くてかっこいい京君に陸耶君は本気の恋愛をしようと決める。 今まで付き合ってきた人間とはまったく違うタイプの真面目な京君が告白してきたところで無理やり誘ってその気にさせた陸耶君はご満悦、だったのですが、陸耶の元彼西条悠君が登場してきて、京君は陸耶君に嫉妬をぶつけてしまう。 生まれて初めて嫉妬、という感情をぶつけられた陸耶君は過去は消せないし、これ以上深入りすることを恐れて京君を遠ざけようとする。しかし、陸耶君は決定的な言葉を言えず、諦めきれない京君はある日、悠君と歩いている陸耶君を尾行する。 陸耶君と悠君が入っていったお店は怪しげなバーで……。 って感じの話。 これはもちろん、お兄さんの海兎君の話も本になってるんですけど。 それでもどっちかっていうと、この奔放な弟君の方が、私はスキかもしれません。 ちょっと、京君のイメージが絵の方がソフトすぎる気もしますが……。 まぁ、くおん先生の絵はそれとは別問題で好きだし。それはそれって感じかな。
Posted by
- 1