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花散る頃の殺人 の商品レビュー

3.4

74件のお客様レビュー

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音道刑事第二弾作品。…

音道刑事第二弾作品。短編集ですが、楽しめます。元警察官のおかま安雲ちゃんが初登場。私はこのヒト好きですね。それから、ちらほらと滝沢刑事もでてきます。

文庫OFF

6編の物語が収録され…

6編の物語が収録された短編集。どの物語も日常に密接していて、実際に起こり得るような事件ばかり。ストーカー問題や親子、家族間の問題など、様々な日常の問題が事件を通して取り上げられていて、リアリティに溢れています。更には音道刑事の日常生活を織り込みながら描かれているので、彼女が決して...

6編の物語が収録された短編集。どの物語も日常に密接していて、実際に起こり得るような事件ばかり。ストーカー問題や親子、家族間の問題など、様々な日常の問題が事件を通して取り上げられていて、リアリティに溢れています。更には音道刑事の日常生活を織り込みながら描かれているので、彼女が決して「スーパーウーマン」ではない、ということも窺えます。音道刑事にますます親近感を覚えました。

文庫OFF

「日常の謎」+警察小…

「日常の謎」+警察小説というか、ユーモラスな雰囲気がほんわりさせてくれます。

文庫OFF

ファン必読!

音道貴子シリーズの短編集・第1弾。刑事であると同時に「女性」である音道の日常がところどころに見え、彼女の魅力を増している。巻末に収められた、著者と滝沢刑事の架空対談(!)も楽しめます。ファン必読!

おがた

2024/01/14

音道貴子シリーズの刊行順2作目は短編集でした。 前作では機動捜査隊らしく、颯爽と舞台を結末へ追い込む音道貴子に惹かれましたが、本作も短編集ながら音道貴子の様々な視点や周りの戦友との関係性が見える作品で、より音道貴子シリーズの世界観にハマってしまいますね♪ 最後の短編を読み始め...

音道貴子シリーズの刊行順2作目は短編集でした。 前作では機動捜査隊らしく、颯爽と舞台を結末へ追い込む音道貴子に惹かれましたが、本作も短編集ながら音道貴子の様々な視点や周りの戦友との関係性が見える作品で、より音道貴子シリーズの世界観にハマってしまいますね♪ 最後の短編を読み始めた時にピッチやポケベルと言う単語が出てきて、昭和から平成に掛けての時代感が分かる私としては、この令和が平和な時代でいてくれるのを願いつつ、音道貴子のような女性の活躍を応援したくなります。 次回作も必ず読もうと思いました!!

Posted byブクログ

2023/10/16

『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱きつつも、捜査に追...

『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱きつつも、捜査に追われる貴子の日常が細やかに描かれる。 懸命にコツコツ男社会で働く姿は・・・応援したくなる。

Posted byブクログ

2023/05/19

花散る頃の殺人 音道貴子シリーズの短編。 「凍える牙」は面白すぎた。短編にも期待。  実家で本を整理している中で再会。  懐かしさも相まって読書開始。  しかし、こんなにも昔の作品だったとは。 あなたの匂い 貴子の住んでるエリアで捨てたゴミを持ち帰えられる事件と女児が誘拐さ...

花散る頃の殺人 音道貴子シリーズの短編。 「凍える牙」は面白すぎた。短編にも期待。  実家で本を整理している中で再会。  懐かしさも相まって読書開始。  しかし、こんなにも昔の作品だったとは。 あなたの匂い 貴子の住んでるエリアで捨てたゴミを持ち帰えられる事件と女児が誘拐される事件ご発生。貴子は頭をかかえながら、誘拐犯を追跡していき。 該当者なら気持ち悪い事件だ。  最後に少しだけサプライズ。相変わらず(笑) 冬の軋み  家族と少年少女の犯罪をテーマにした作品。  短編だとなかなか貴子のかっこよさが表現されないのが残念。  花散る頃の殺人  表題作。年配の夫婦がしがないホテルの一室で死亡。青酸カリを飲んだ可能性があり、自殺か他殺かの捜査が始まる。  僕が読んだ同規模の小説のなかでも有数の作品。作品全体の物悲しさもそうだが、亡くなった二人の人生があまりにも厳しく読者にのしかかってくる。今までの音道貴子とは違った味わいの作品。平行に作品中の時間軸も動いており、連作になっている。  長夜  事件としてはありきたりの部類に入るが、奇妙な登場人物の存在感が面白い。前作にいたかなぁとは思い出せないが、こういうキャラクターもひとつのアクセントになるので、今後も登場して欲しい。  茶碗酒  滝沢刑事目線。 年の瀬にも警察署には死体や事件がどんどん舞い込んでくる。ささやかなコミュニケーションや周りとのやりとりは滝沢の印象を変えたが、最後のオチはお互いさまだ(笑)  雛の夜  雛祭りの話題から女子高生を襲う事件の調査。  正義も悪もあったもんじゃ無いなあと。  時代背景が古い、それだけ昔の作品だったと思い返す。  各話通じて統一感があり、読みやすい。  最後の付録、作者と滝沢の架空対談は良かった。何だかんだで滝沢刑事が愛されている証拠だ。

Posted byブクログ

2023/05/06

短編集、ミステリ要素はほとんどなく刑事としての音道貴子と彼女の日常が描かれている。個人的にはそこまで響く一冊ではなく、やはり長編で彼女の活躍が読みたいと思った。

Posted byブクログ

2023/04/23

音道貴子のシリーズ 短編集。あんまり短編って好きじゃないんだけど、全てに音道貴子が出てるくるから嫌じゃなかった。 短編というより時系列も繋がってるので、いろんな事件が次々と起きてるだけみたいで良かった。 最後の滝沢刑事と乃南アサさんの対談も面白かったー。

Posted byブクログ

2022/10/10

女刑事音道貴子シリーズの短編集。 32歳、バツイチで独身、3人姉妹の長女、警視庁刑事部第3機動捜査隊立川分駐所の刑事。 バイクに乗り、颯爽としていて、格好良く、非常に魅力的。彼女の魅力が詰まった一冊。

Posted byブクログ