写真・絵図で甦る堂々たる日本人 の商品レビュー
ベルリン出張で岩倉使節団がベルリンに来ていたことを知り、より深掘りしたく読んでみた。 写真が多くて、岩倉使節団の全体像を理解するのによかった。アメリカから天皇の委任状を取りに大久保と伊藤が日本に戻ったとか、でもその間みんな精力的に学んだ、とか。どこの国でも歓迎された、とか。 ...
ベルリン出張で岩倉使節団がベルリンに来ていたことを知り、より深掘りしたく読んでみた。 写真が多くて、岩倉使節団の全体像を理解するのによかった。アメリカから天皇の委任状を取りに大久保と伊藤が日本に戻ったとか、でもその間みんな精力的に学んだ、とか。どこの国でも歓迎された、とか。 国を変えねばならないという責任を負った天才秀才達が、どんなふうに世界を見て、日本の青写真を描いたのか、想像してみる。いろいろな考えがある中で、激論を経て明治の世が作られていき、日清日露戦争、韓国併合、二つの世界大戦を経て今に至る。明治維新から脈々と海外から学び、保守派と革新派が議論し、ベストと思われる道が選ばれ、失敗と成功を繰り返している。 いま私たちが幸せに平和に豊かに暮らしていることは、先人たちの学びと努力のおかげなのだと考える。さて、私は、未来に何を残してやれるだろうか。。。
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