二十歳のころ(2) の商品レビュー
東大生が、有名無名の人間の「二十歳のころ」にまつわる話を取材し、その結果を担当講師の立花隆の助力のもとにまとめた対談集。ゼミのテーマは「調べて、書く」。その一環として、さまざまな人間の二十歳のころを学生自らが取材し、それをまとめて、できれば出版してしまおうというのが、このゼミの掲...
東大生が、有名無名の人間の「二十歳のころ」にまつわる話を取材し、その結果を担当講師の立花隆の助力のもとにまとめた対談集。ゼミのテーマは「調べて、書く」。その一環として、さまざまな人間の二十歳のころを学生自らが取材し、それをまとめて、できれば出版してしまおうというのが、このゼミの掲げる最終目標。 取材者が現役の大学生ということもあってか、本書に登場するかつての「二十歳」の人間は、平明な語り口で、自分の世界観、価値観の原点を提示する。現役の二十歳である大学生との対談を通して、今につながるその人の歴史が生き生きとみえてくる。二十歳を迎えた状況は、本当にさまざまである。戦時中で、今日一日生きることをまず考えなければならなかった人。学生運動に身を投じ、社会や国家を熱く語っていた人。それを尻目に、哲学書や小説を読み耽っていた人。またある人は、外国の捕虜交換船に乗せられていた時に。ゼミの担当者は取材のプロであり、ジャーナリストとして業績がある立花隆である。ゼミ生は彼に教わった取材のマナーから手順、文章にまとめる方法までを実践し、その顛末をも学生の手により記されている。
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070828(n 080409) 080914(n 081102) 081016(n 081122)
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著名な人達の20の頃、何を考え何を行おうとしていたか、という事が書いてあります。私も今年成人したので、読んでみました。共感する部分が多々とあり、また、これには賛同しかねるといったり。
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これは良本。絶対読んだ方がいい。 一人一人の言葉に重みがある。二十歳前後の人はこれを読むと発見が沢山あるはず。今このタイミングで読んでよかった。本当にいろんな人がいてどの人からも学ぶことが沢山ある。いい言葉が続々出てくる。旅人の人のところとかこんな生き方の人がいるんだと本当に驚い...
これは良本。絶対読んだ方がいい。 一人一人の言葉に重みがある。二十歳前後の人はこれを読むと発見が沢山あるはず。今このタイミングで読んでよかった。本当にいろんな人がいてどの人からも学ぶことが沢山ある。いい言葉が続々出てくる。旅人の人のところとかこんな生き方の人がいるんだと本当に驚いた。また読み返したい。
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面白いゼミだと思います。インタビューとまとめた文章の質に幅が現れてしまうのは不思議。インタビューを受ける方々の現在の立場は既に20歳になるまでに確立されているように思います。もう少し若い頃に読んでみたかった。
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様々な人物の20歳のころの生き様を描き出す一冊。もう20歳を過ぎてしまった人も、これから20歳になる人にもおすすめしたい一冊。読むともりもりとやる気が湧きます☆
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立花隆が東大で教えていたときのゼミで作った本。いろんな人(とにかくいろんな世界のトップ)の二十歳の頃についてインタビュー(を含めたレポート)形式で書いてある。
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