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三国演義(第2巻) の商品レビュー

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劉備はお人よしでも、…

劉備はお人よしでも、芝居上手の偽善者でもない。「信念と事実、芝居と現実、善行と悪徳を超越したところが、彼の傑物たる所以だ」。簡雍はいう。それは皇帝的な発想と姿勢だと。難しい話でしたが、はじめて劉備の凄さが垣間見えた気がします。第2巻には、劉備が病床の劉表から荊州を譲りうけることを...

劉備はお人よしでも、芝居上手の偽善者でもない。「信念と事実、芝居と現実、善行と悪徳を超越したところが、彼の傑物たる所以だ」。簡雍はいう。それは皇帝的な発想と姿勢だと。難しい話でしたが、はじめて劉備の凄さが垣間見えた気がします。第2巻には、劉備が病床の劉表から荊州を譲りうけることを辞退するシーンがあるのですが、この辞退にも実はしっかりとした理由があったのだ!一般的に辞退の理由は「仁義」ですが、この作品は違います。むしろ荊州乗っ取りを勧める孔明の方を「青臭い」と批判しています。確かに「仁義」が理由では、益州乗

文庫OFF

2014/10/24

行動は、すごいオーソドックスなのですが、印象がちょっと普通と違うところは、登場人物が、メチャクチャ、ドライなところですねぇ。 これは、現代人ぽいといってもいいかも。 まあ、昔の人が純真だったなんてことはないかもしれないので、本当は、こんなものだったのかも。

Posted byブクログ