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サイエンス・サイトーク いのちを守る安全学 の商品レビュー

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2014/07/06

震災の報道は、東京で起こったらどうなっていたか、という視点で報じている。 大震災で餓死した人は一人もいない。 阪神大震災では交通渋滞で被害が拡大してしまった。 失敗のメカニズムを知識化しないといけない。

Posted byブクログ

2013/11/24

読書録「サイエンス・サイトークいのちを守る安全学」4 著者 日垣隆、他 出版 新潮OH!文庫 P36より引用 “どうも僕らは、数だけで、今年は去年より減ったとか、一万人 突破だとかいうふうな、統計だけ知らされることによって、その なかで起きている一つ一つのしんどさっていうこと...

読書録「サイエンス・サイトークいのちを守る安全学」4 著者 日垣隆、他 出版 新潮OH!文庫 P36より引用 “どうも僕らは、数だけで、今年は去年より減ったとか、一万人 突破だとかいうふうな、統計だけ知らされることによって、その なかで起きている一つ一つのしんどさっていうことに、なかなか 考えがおよびません。”  目次から抜粋引用 “犯罪被害者になった時  災害報道は何を伝えたか  化学物質との正しいつきあい方  失敗に学ぶ”  ジャーナリストである著者による、ラジオとインターネットと 文庫の形で発信された、各分野の著名な専門家との対談集。  犯罪被害についてから失敗についてまで、いのちと安全につい てを主題にした対談が収録されています。  上記の引用は、犯罪白書での統計を取り上げての一文。 自分の周りが平穏であっても、今もどこかで苦しんでいる人がい るということを、忘れてはいけないんだなと思いました。  化学物質について書かれた章での、p115辺りを読むと、視野を 広く持つことの大切さを感じます。  衝撃的でニュースになること以外の部分にも、目を向けるよう にしなければなと思いました。ただ、そういうことを扱う専門家 でなければ、一番元の情報に触れるのはなかなか難しいことだと も思います。そういう意味では、触れることに出来ない情報をも たらしてくれるジャーナリストの方たちはありがたい存在です。 ーーーーー

Posted byブクログ