敬天愛人 西郷隆盛(四) の商品レビュー
西郷隆盛も最終巻です…
西郷隆盛も最終巻です。著者は江戸制圧までが西郷の役割と考えていたのでしょうか。彰義隊戦争以降は、付記として書かれています。
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海音寺潮五郎 「 西郷隆盛 」 日記などの史料から 西郷隆盛の行動を追いかけた絶筆本。著者の西郷隆盛好きが随所に現れてくる 西郷隆盛好きのネックは 征韓論と西南戦争をどう捉えるか にあると思うが、著者の見解は 大久保利通陰謀説。小説的な気もする 西郷隆盛と大久保利通...
海音寺潮五郎 「 西郷隆盛 」 日記などの史料から 西郷隆盛の行動を追いかけた絶筆本。著者の西郷隆盛好きが随所に現れてくる 西郷隆盛好きのネックは 征韓論と西南戦争をどう捉えるか にあると思うが、著者の見解は 大久保利通陰謀説。小説的な気もする 西郷隆盛と大久保利通は、一方の評価を上げるために、他方の評価を下げる論調になりやすいが、この本も同様 西郷隆盛の哲学「敬天愛人」 *天を敬するとは 天を信仰すること *人を慈愛することは 天の機能を身に行うこと 最期の言葉「晋どん、もうよかろ」の意味は 「もう天命がつきた、しんでもよかろう」という解釈 西郷隆盛の国家観「真の文明国は 外には道義をもって立ち、内には道義の行われる国」
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