岩波講座 現代工学の基礎(9) の商品レビュー
「材料概論」と「環境学」の2分冊。 「材料概論」はこのシリーズにいくつか有る材料系の入門書。「材料の開発と人類文明」からはじまり、工学という観点に絞った材料論(言い方を変えれば、薬学や医学ではないと言えるか)、また用途から見た材料論、さらには環境問題や新素材までを含めている。 ...
「材料概論」と「環境学」の2分冊。 「材料概論」はこのシリーズにいくつか有る材料系の入門書。「材料の開発と人類文明」からはじまり、工学という観点に絞った材料論(言い方を変えれば、薬学や医学ではないと言えるか)、また用途から見た材料論、さらには環境問題や新素材までを含めている。 新素材では、「最近の自動車では水滴が付かない窓ガラスがあるが、これだったのか」といった知見を広げることができた。 「環境学」は工学に限らず、現代を生きるには必須の教養。 如何せん、20年前の出版物なので、最新の議論・研究には追い付かない内容ではあるが、これまでの歴史的側面や、当時の考え方などはむしろ今読むの事で価値が上がる知識と言えるかもしれないと感じた。
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環境学は、 大気,水質,地球温暖化,廃棄物,環境アセスメントについて紹介している。 アセスメントとは、何もしないことの代名詞ではないはずなのに。
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