ぼくが読んだ面白い本・ダメな本、そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術 の商品レビュー
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書店と言うのは、国の文化の最前線の兵站基地みたいなものだから、そこでの物流を見ていると、一国の文化、社会の全体像がよく見えてくる 一般的に言って、読むこと自体を楽しもうと言う本は、速読しない方が良い 最近ビジュアルな本でこれはすごいと思ったのは、昨年秋に、京都国立博物館で開催された伊藤若冲の没後200年特別展覧会の解説図録である なぜアメリカは、世界に自分たちの価値観を押し付けるのか。世界のどこかで衝突があると、なぜアメリカはすぐに軍隊を出動させ世界の警察官として振る舞おうとするのか。その根底には、自分たちが神から選ばれ使命を与えられた特別な民であると言う選民思想がある 読みたい本 ファインマンさんは超天才、ハッカーを撃て、マクナマラ回想録、娼婦の歴史、証言731部隊の真相、奪われし未来、南京の真実、一万年の旅路、戦艦大和ノ最期、秘密のファイル、検証バブル犯意なき過ち 最近の行政改革論議の中で、日本の行政機構がいかに馬鹿げたことをやっているかが次々に明るみに出ているが、その愚行の相当部分が日本軍の愚行と構造的によく似ている
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改めて読む本。 最後の、捨てる技術の本を一刀両断した項目のみ読了。 もう、ボッコボコに書かれていて痛快。 強迫神経症の人が、楽しい消費生活が送りたいがゆえに、手段として捨てることを提案しているだけ。それも、下剤でスッキリしよーと呼びかけているようなもの、と。 フローとストック、人...
改めて読む本。 最後の、捨てる技術の本を一刀両断した項目のみ読了。 もう、ボッコボコに書かれていて痛快。 強迫神経症の人が、楽しい消費生活が送りたいがゆえに、手段として捨てることを提案しているだけ。それも、下剤でスッキリしよーと呼びかけているようなもの、と。 フローとストック、人類社会史の中核にはストックがあった。 ポテンシャルの有無は持ち主の主観による、というくだりには、先日もあった、捨てさせたい娘と肯首しない母親の相談の本質というか、解決策が見えた気がしました。 ポテンシャル廃棄思考の誤り。最後には捨てるべきは政治家閣僚では、まで至り、新型コロナのあれこれで問題が顕在化した様々な不備も、ポテンシャルを捨ててきたことにあるのか、と。 前半部分も近日読みたい。
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立花隆さんの著書。 割とこの型の言い回しは好きな方なので、読んでみた。 週刊文春の中で連載されている「私の読書日記」1995年11月30日号〜2001年2月8日号までの内容。 確かに大方の本は「暇人の暇つぶし的存在」と言われるが、そうなのであろう。 著者は、ストーリーを追っ...
立花隆さんの著書。 割とこの型の言い回しは好きな方なので、読んでみた。 週刊文春の中で連載されている「私の読書日記」1995年11月30日号〜2001年2月8日号までの内容。 確かに大方の本は「暇人の暇つぶし的存在」と言われるが、そうなのであろう。 著者は、ストーリーを追っていかねばならない物語的なフィクションはほとんど読まずに、ノンフィクションや、最近は最新の本の探検をもっぱらしているらしい。 その中で猛烈な速さでの、速読術を始め、読んでみることを勧める本、そうでない本を紹介。 いくつかメモる。
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これが教養という事なんだろうなあと。 あらゆるタブー、エログロナンセンスも超えて、縦横無尽に興味尽きるまで世界をインプットするストイシズムとユーモア。 好奇心無い人には全く交わらないものが教養かも知れない。
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いわずと知れた知の巨人の読書遍歴を開陳したもの。 「僕はこんな本を読んできた」の続編的位置づけの書である。 確かに、週刊誌の書評が元ネタとなっているが、その範囲の広大さに開いた口がふさがらないほどである。 しかも、中高時代を含めてだが、学生時代の蓄積の差を如実に感じさせられてしまう。 そもそも学生時代には、哲学書などほとんど読んだことはなく(今もですが…)、とても追いつけそうにない(当たり前か…)。 個人的には、ブックガイドとして活用させてもらうことが多いか。
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とにかくすべてのページをくって、目を通す。 パラグラフの一番最初の文だけ読む、余裕があれば、最後の文も。
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立花隆さんの本 「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」 を読み返していて、なるほどと思うところがあった。 立花さんは仕事柄膨大な量の本を読みますが、原稿の締切もあるため 例えば3日以内に10冊読まなければいけない、など追い込まれるケ...
立花隆さんの本 「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」 を読み返していて、なるほどと思うところがあった。 立花さんは仕事柄膨大な量の本を読みますが、原稿の締切もあるため 例えば3日以内に10冊読まなければいけない、など追い込まれるケースが 多々あるようです。 そんな時に火事場の馬鹿力を発揮して、無理だろうと思える大量の本を 読みきってしまう。結果的に驚異の速読をしてきたそうです。必要に迫られ、 結果的に速読が身についた。 その極意は「本に熱中する」ことだそうです。
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立花隆の読書論第2弾。読書術の解説よりも、当時、週刊誌連載の読書日記の方に力が入っている。 1999年前後の読書日記には当時の文化・風俗・流行が反映されている。オウム、ノストラダムス、阿倍晴明、湾岸戦争、トンパ文字・・・。確かにそんな時代だった。
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立花隆は、ダメな本も読んでいた。前作の続編。 書評中心の内容で、前作とはやや趣きが違う。 文字が大きくなって読みやすい。書評も長くなって、意見や批判もあります。 本の選定眼を持つ立花隆でも、必ずしも良い本ばかり選べるわけではないらしい。それが発見。
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最初章にある本の読み方までが速読についての話で、自分が読みたいと思ったことはそこまでなので後ろ部分はまたいつか。 ここで書かれてたなかで自分が注目したのは、読むというより文章を目に入れるといった感じだろうか、注意が行けば普通に読む。・・・ムズそうに感じる。 最も実際に行って見ないと意味ないので何回かためしてみたい。一冊の本の主旨をくみ取るのと、物語、小説は分けるべきだと言うのがあって安心した。
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