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中大兄皇子伝(下) の商品レビュー

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2014/12/07

躍動感あふれる大化改新後の時代はいつ読んでも楽しいです。 大海人皇子と中大兄皇子、私は中大兄皇子の方が好きです。殺戮に塗れた一生ではありましたが、いろんな方が描かれている歴史小説を読むとやはり魅力的だと思います。 黒岩重吾の中大兄皇子、最後の数ページに魅力が詰め込まれていました。...

躍動感あふれる大化改新後の時代はいつ読んでも楽しいです。 大海人皇子と中大兄皇子、私は中大兄皇子の方が好きです。殺戮に塗れた一生ではありましたが、いろんな方が描かれている歴史小説を読むとやはり魅力的だと思います。 黒岩重吾の中大兄皇子、最後の数ページに魅力が詰め込まれていました。 茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る この歌が戯れか本気か、あまりに美しい言葉の調べ、私は戯れであって欲しいと思います。

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2009/10/04

物語は中大兄皇子が16歳、 時の大王で中大兄皇子の父である舒明天皇が亡くなり誄(しのびごと)という 今で言う葬式の儀式から始まる。 鎌足との出会い、大化の改新、長子大友皇子、弟大海人皇子、 自らが語るという形で、亡くなるその時までを描いている。 『落日の王子』『茜に燃ゆ 小説...

物語は中大兄皇子が16歳、 時の大王で中大兄皇子の父である舒明天皇が亡くなり誄(しのびごと)という 今で言う葬式の儀式から始まる。 鎌足との出会い、大化の改新、長子大友皇子、弟大海人皇子、 自らが語るという形で、亡くなるその時までを描いている。 『落日の王子』『茜に燃ゆ 小説額田王』『天の川の太陽』と併せて読むととてもいい。

Posted byブクログ