ガンジー の商品レビュー

林良(著者),R.イングペン(その他),今西大(その他)

2009/10/07

簡潔で分かりやすい。
インドに生まれ、弁護士になるためイギリスへ、仕事を求めて南アフリカへ、その地でインド人差別に真っ向から対抗した。
インドに戻ったガンジーはインド独立運動の中心となっていく。

〜エピソード〜
南アフリカで夜行列車の一等車に乗っていたら、白人に電車から放り出された。インド人は歩道を踏むことさえ許されなかった。
「暴力に対するのに、暴力をもってしてはいけない。それは憎しみを生むだけだ」
マハトマ（偉大なる魂）という尊称はタゴールがつけた
ヒンドゥーとムスリムの和解を願って３週間の断食をおこなった。←「ヒンドゥーとムスリムが殺し合いをやめるまではやめない」
「真剣な苦しみと勇敢な忍耐こそが、石のようにかたくなな心をつかすことができる」（ガンジーは基本性善説の立場に立ってるよね）
塩の行進（アフマダバードからダンディまで）は最初はわずかな人数で始まったけど、最終的には数キロに及んだ。
塩は自分たちでつくる！！イギリスにはインドを支配する権利なんてないんだ！！

ガンジーの非暴力主義はトルストイからガンジーに受け継がれ、ガンジーからキング牧師に受け継がれた。
アインシュタインは平和運動を行う上でガンジーから大きな影響を受けたんンだ！！