オーラバスター・インテグラル 月光人魚 の商品レビュー
「ハイスクール・オー…
「ハイスクール・オーラバスター」シリーズの番外的な短編集。でもコバルト文庫のほうのお話をそんなに引き摺っていないので、これだけ読んでも充分に読めます。神の話、人生の事、少し不気味にそして淡々とすごい話が繰り広げられているなあ、という印象。独特の日本語がとても好きです。
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コバルト文庫のハイス…
コバルト文庫のハイスクールオーラバスターシリーズの延長線上にあるお話。前述のシリーズで不動の人気のあの人が、学生で作家の鳴木喬士と共に不思議な現象を解き明かす。
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ハイスクール・オーラ…
ハイスクール・オーラバスターシリーズとリンク。でも独立した話ですので、単品でも楽しめるかと。あちらより若干オトナな話？ そして題名はオーラバスター、だけど中和能力者(ｵｰﾗﾊﾞｽﾀｰ)な彼は出てきません（笑）。物書きで大学生の鳴木喬士が主人公。三島という人物と知り合い、不思議な体...
ハイスクール・オーラバスターシリーズとリンク。でも独立した話ですので、単品でも楽しめるかと。あちらより若干オトナな話？ そして題名はオーラバスター、だけど中和能力者(ｵｰﾗﾊﾞｽﾀｰ)な彼は出てきません（笑）。物書きで大学生の鳴木喬士が主人公。三島という人物と知り合い、不思議な体験をする話が３編収録。私は若木さん大好き人間なので、飾らない文章に引きこまれてどうしようもなく頭抱えて「うわー」とか言いたくなりました。
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大学生作家・鳴木喬士…
大学生作家・鳴木喬士の前に、ふらりと現われた三島灯。「三島」という苗字に聞き覚えがあるような…。新たなる伽羅王伝説の始まりです！
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演劇の役者が次々消…
演劇の役者が次々消える中、大学生鳴木喬士が出会った謎の言動の多い同級生…その正体とは???オーラバの「あの人」がついに動く!ハイスクールオーラバスターとは一味違う、若木先生の文章・表現力に脱帽です。
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大学生作家・鳴木喬士…
大学生作家・鳴木喬士の周りで人が消えていく「人蝕譚ーひとがくれのはなしー」。冴えない男・三島アカリの正体とは一体・・・?作者の伏線の張り方に圧倒されます。他「月光人魚」、「秘密」収録。
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忍さまと同じ大学に通う鳴木喬士が主人公。オーラバシリーズよりも、より怪奇的で幻想的。 誰もが感じる日常の些細な疑問とか、意味もない不安とか、自己承認の欲求、そんな隙間に入り込んでくる不可思議な物語。 友人の前での忍さまは、オーラバよりも人間味がある。 物語は一貫して鳴木の一人称...
忍さまと同じ大学に通う鳴木喬士が主人公。オーラバシリーズよりも、より怪奇的で幻想的。 誰もが感じる日常の些細な疑問とか、意味もない不安とか、自己承認の欲求、そんな隙間に入り込んでくる不可思議な物語。 友人の前での忍さまは、オーラバよりも人間味がある。 物語は一貫して鳴木の一人称で書かれているので、鳴木からみた忍さまは、「空の者」ではなく、ちょっと不思議な友達って感じなのかもしれない。
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不安定なもの。曖昧なもの。危ういもの。 そんなものに惹かれる気持ちは昔からあって、そして自分自身も不安定だった十代の頃。そんな気持ちを描いてくれる小説に夢中になった。 それから十年の月日がたち、自分がもうそこにはいないことをようやく認識する。 それと同時に、そんな気持ちを描く小説...
不安定なもの。曖昧なもの。危ういもの。 そんなものに惹かれる気持ちは昔からあって、そして自分自身も不安定だった十代の頃。そんな気持ちを描いてくれる小説に夢中になった。 それから十年の月日がたち、自分がもうそこにはいないことをようやく認識する。 それと同時に、そんな気持ちを描く小説をいつのまにか一歩離れたところから読んでいる自分がいた。かつては自分の意識がその世界にあるように思えていたのだけれど。 不安定なもの。曖昧なもの。危ういもの。惹かれながらも自分の心のありようはあの頃とはだいぶ違ってしまっている。あの頃の不安定さは、今はもうない。 大人になるってこういうことなのかな、と思ったりするのはそんな小説を読んだときなのだった。 「かつてティーンエイジャーだったことのあるあなたへ」との言葉でつづられた作品。 集英社のコバルト文庫で出版されているハイスクール・オーラバスター。作品世界はそのままに、登場人物を変え、少しジェネレーションを上げているのが本作である。 駆け出しの小説家でもある大学生の鳴木喬士の目を通して描かれる。 せっかくジェネレーションが上がったんだけど、すでに学生を離れて十年もたってしまったんだなあと逆に感じてしまったりして。（高校生でも大学生でもあんまり違いがなかったりして。） あ、でも、若木氏の描く世界は好きなんですけどね…。(2001-9-24) [人蝕譚－ひとがくれのはなし－] 鳴木喬士は大学の構内で一枚の爪を見つけた。怪しい学生、三島。劇団を旗揚げした友人の阪東とキリカ。行方不明の劇団員。自己嫌悪と妬みと憧れ。暗い想念の行き着くところ。 [月光人魚] ある日、喬士の前に現れるようになった人魚。喬士に救いを求める女子高生ミナ。同じゼミの氷上。危ういのは周囲か、それとも自分なのか。 [秘密] 王様の耳はロバの耳…。 収録作品 [人蝕譚－ひとがくれのはなし－] [月光人魚] [秘密]
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オーラバスターの新作がでるという話なので読んだ。シリーズを読み始めたのが中学生くらいだったので、いい大人になった自分が楽しめるか不安だったけど、本編よりはいくぶん大人っぽくなっていて良かった。新作はどんな感じなんだろ。
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ザザを読もうと思ったんだけど本棚を見たら急に忍に会いたくなった。 野暮ったい服装とかめがねとか、忍なりに大学生活エンジョイしてるなあｗ (10.10.02)
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