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マイ・アメリカン・ジャーニー“コリン・パウエル自伝" の商品レビュー

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2017/01/24
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2001年(底本1995年)刊。全3巻中の第1。著者は元米国国防総省統合作戦本部長。◆意外に薄い記述だったのは、①黒人の公民権獲得模様。著者自身が若い頃だったからか?。②キューバ危機の準備。一方、従軍したベトナム戦(米国側として)は詳しい。◆割にとんとん拍子で出世しているが、本人の能力は勿論大前提として、大卒であること、ベトナム従軍後、陸軍大学院へ進んだことなどが有利に作用か。◇中でも大学進学の意味。それなりの費用を要したようだが、50年代は黒人(ジャマイカ移民の2、3世)でも貯蓄できたからか。 それとも祖父母や父母の倹約のおかげ?。◆描写は淡々としている上、民主・共和に対する支持の有り方といった政治的立場、あるいは黒人解放運動などに関しては極めて慎重な物言いに終始。後日、期すものがあったからかもしれないが、余り面白くはない。◆陸軍大学院での研鑽時期まで。

Posted byブクログ