世話好きな恋人(4) の商品レビュー

ローリ・フォスター(著者),伊坂奈々(訳者)

2010/04/05

バックホーン・ブラザーズ4
ケンタッキー南部のバックホーンという小さな町で獣医を開業している。他の兄弟達が、立て続けに結婚していったため、女性に追い掛け回される度合いが一段と跳ね上がって四苦八苦している毎日を過す。そして独身であるから身軽に動けるということで、町のもめ事の仲裁に駆り出されてしまったのだ。隣接する州のバーから出てくる客が酔っ払い、バックホーンで面倒を引き起こしている。オーナーと、話し合いで解決が図れないかと、夜半にバーに訪れる羽目に陥っていた。しぶしぶ出向いたそのバーには、見事な踊りを披露するダンサーがいた。その女性ジョージアの肢体から、ジョーダンは目を離せなかった。

バックホーン・ブラザーズなので過保護と独占欲は折り紙付き。関わったら最後までとヒロインをどんどん取り込んでいく様は見事。もうちょっとヒロインをおもんばかっては、と思わなくもないけど、ヒロインの抱えている問題を考えればこれくらい強引のほうがいいのかも。