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ていうか経済ってムズカシイじゃないですか の商品レビュー

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2009/10/07

今やビジネスマンに限らず、主婦やOLにとっても「経済」は最も気になるテーマの1つだ。ただ経済書はとかく難解で近寄り難い。かつて「オヤジギャル」という流行語を生み出した漫画家である筆者は、独自の感性で最新の経済用語を読み解き、経済を身近な問題として捉えようと試みている。  漫画仕立...

今やビジネスマンに限らず、主婦やOLにとっても「経済」は最も気になるテーマの1つだ。ただ経済書はとかく難解で近寄り難い。かつて「オヤジギャル」という流行語を生み出した漫画家である筆者は、独自の感性で最新の経済用語を読み解き、経済を身近な問題として捉えようと試みている。  漫画仕立ての本文の主人公は、総合商社に勤務する36歳の女性課長。20代の頃はオヤジギャルと呼ばれた世代だが、今や上司の立場も若手の言い分も理解できる中間管理職という設定だ。本書を貫くのは、最も会社組織を見渡しやすい立場とも言える彼女たちに、日本の経済や企業社会がどのように映るのかという視点。例えば「グローバルスタンダード」という流行語は、「英語とIT(情報技術)ができなければダメ」という意味に矮小化される場合が多く、この言葉を盾に自分だけのスタンダードを他人に押しつけようとする人物も多いと指摘する。  「オヤジギャル」に代わり、今の時代を象徴する存在として、終身雇用制の崩壊にともなって急増する「腰掛けリーマン」、高学歴なのに無職でプライドだけは高い「エグゼクティブ・フリーター」なども登場する。  肩の力を抜き、日本企業社会の滑稽さを笑い飛ばす方法を示している。 アニメを使ったやり方で、すごく読みやすく、ユーモアあふれる感じでわかりやすいかもしれません。 経済アレルギーのかたにいいかもですね♪

Posted byブクログ