猫と魚、あたしと恋 の商品レビュー

柴田よしき(著者)

2010/11/13

2010/11/08　ほぼ全編、狂気の物語。連作の中の一編だとこんな後味のもあるよね、と思うが続けてくると疲れる。一編一編はきらいではないのだけど。

2010/08/24

恋愛モノですが短編集で読みやすかった。
HP作成から人生の転機とかは…ちょっとリアルでちょっとコワイ。

2010/07/12

恋愛とミステリーを題材にした短編集。この人が描く女性はどこか壊れているけど、どの主人公にも共感してしまう。
誰もが通る迷路みたいな人生の時期をうまく描く作家さんだと思う。

2015/12/18

本当色んな女性の短編集ですよ。
いやぁ、凄い…。
実際いるんだろうなぁ、こういった人。そんな風に思う作品です。
色んな女性の思いを上手く捉えてて、本当面白い本です。

2010/02/12

読みながらマジで？と思うことが多々ありました。有り得んと思いながらもどうなる？と思うのでどんどん読み進めることが出来ました。女って執念深いのよねと改めて実感。人の不幸は蜜の味だなんて表立って人に言えるようなことではないけれど人の幸せを心から喜べないことも結構あります。不幸な話を聞かされても心から可哀想と思えないこともあるし。でもそれはきっと誰にも大なり小なりあることなのかもしれないなと読みながらホッとする自分がいました。短編なので読みやすいですよ。

2010/01/14

猫は水が嫌いなのにどうして魚が好きかって？　日本人が魚よく食べたから､日本の猫も魚をよく食べる､それだけじゃないの？（笑）だからイタリアの猫はスパゲティを食べるという話を聞いたことがあるんだけど……。
それはさておき。「やすらぎの瞬間」「切り取られた笑顔」がお気に入り。うーん、やっぱり暗いわ（苦笑）。でもこういう「歪んだ心理」ものがかなり好き。私も歪んでいるに違いない。

2009/12/25

読み終わった日：２００９．１２

短編集。
女性を書くのが好きなんだ、と自覚した作者が選んだ恋とミステリーのお話。
女性の怖さ、ふとしたきっかけで反対側に行ってしまったとき、等の話。
怖い。

2009/10/07

2009.7.19

あとがきに「この作品集の中の女性は、みんな少しずつ壊れています。」
と書かれているとおり、それぞれの生い立ちやそれなりの理由もあって
壊れていったわけですが、それは、実際にありそうな、紙一重の壊れかた
だったりします。（壊れ方が少しじゃない人もいますが）

あとがきの最後に「この作品集の中に『あなた』はいましたか？」とも
書かれています。
いたら大変です！！

トム・ソーヤの夏
やすらぎの時間
深海魚
どろぼう猫
花のゆりかご
誰かに似た人
切り取られた笑顔
化粧
CHAIN LOVING

2009/10/04

あとがきには「この作品集の中の女性は、みんな少しずつ壊れています。」と書かれています。タイトルや冒頭の文章より「壊れている」というのが一番この作品集を表しているような気がしました。
嫉妬や打算など女の怖い部分も書かれていますが、恋に限らず仕事や趣味など夢中になれるものって生きていくために必要だなと思わされました。