ガラパゴス博物学 の商品レビュー
「ガラパゴス博物学」藤原幸一著、データハウス、2001.10.25 240p ¥2,520 C0345 (2018.02.23読了)(2018.02.22借入) 副題「孤島に生まれた進化の楽園」 「ガラパゴス」1993.02.01刊、として一度刊行されたものを改定、改題して再刊し...
「ガラパゴス博物学」藤原幸一著、データハウス、2001.10.25 240p ¥2,520 C0345 (2018.02.23読了)(2018.02.22借入) 副題「孤島に生まれた進化の楽園」 「ガラパゴス」1993.02.01刊、として一度刊行されたものを改定、改題して再刊した本です。「新版ガラパゴス諸島」伊藤秀三著、を読んだのですが、ガラパゴス諸島が主役で、そこに住んでいる動物や植物についての言及が物足りなかったので、借りてきました。 ガラパゴス諸島に住んでいる動植物の写真とその説明文が掲載されています。 ガラパゴス諸島の動物の主役は、陸ガメとイグアナです。蛇やヤモリもいます。 鳥で珍しいのは、ペンギンとコバネウでしょう。赤道直下にペンギンがいるとはちょっと考えられないでしょう。コバネウは、羽根が小さくて飛べない鵜です。 ササゴイがいるのには驚きました。この辺の河にも夏にやってきますが、ガラパゴスのササゴイは、羽根の色が違います。 陸の鳥では、ノスリ、ミミズク、ツグミ、ハト、アメリカムシクイ、等がいます。進化論で有名なダーウィンフィンチもいます。ダーウィンフィンチの本も出ているので、いずれ読んでみたいと思います。 陸の哺乳類は、ネズミとコウモリしかいません。他の陸の哺乳類は、人間が後から持ち込んだもので、ヤギ、ウシ、ブタ、等が生態系を変えています。 昆虫は、種類が多くありません。 【目次】 まえがき REPTILES(ハ虫類) SEABIRDS(海鳥) COASTAL BIRDS(沿岸鳥) LAND BIRDS(陸鳥) MAMMALS(哺乳類) MARINE LIFE(海洋生物) ARTHROPODS-地味でめだたない昆虫は夜が勝負どき PLANTS-植物の50パーセント以上がよそ者だ ISLANDS-島めぐり HISTORY-歴史が語る進化の実験場 EL NINO(エルニーニョ) CONSERVATION-豊かな自然を守っていくために あとがき ガラパゴス生物リスト 参考文献 ●自然保護活動(217頁) 自然保護活動は、主に四つにまとめられる。まず、生物の正確な分布を知るための現地調査。そして、外来生物の撲滅。さらに、絶滅が危惧される生物の繁殖。そして最後に、自然保護官の育成と島民の教育が挙げられる。 ☆関連図書(既読) 「新版ガラパゴス諸島」伊藤秀三著、中公新書、1983.04.25 「ダーウィン先生地球航海記(1)」チャールズ・ダーウィン著・荒俣宏訳、平凡社、1995.06.23 「ダーウィン先生地球航海記(2)」チャールズ・ダーウィン著・荒俣宏訳、平凡社、1995.10.02 「ダーウィン先生地球航海記(3)」チャールズ・ダーウィン著・荒俣宏訳、平凡社、1995.11.20 「ダーウィン先生地球航海記(4)」チャールズ・ダーウィン著・荒俣宏訳、平凡社、1996.01.20 「ダーウィン先生地球航海記(5)」チャールズ・ダーウィン著・荒俣宏訳、平凡社、1996.02.23 「種の起原」チャールズ・ダーウィン著・堀伸夫・堀大才訳、朝倉書店、2009.05.10 「ダーウィン『種の起源』」長谷川眞理子著、NHK出版、2015.08.01 「ダーウィンの足跡を訪ねて」長谷川眞理子著、集英社新書、2006.08.17 「NHKスペシャル 生命大躍進」生命大躍進制作班著、NHK出版、2015.07.10 (2018年3月7日・記) (「MARC」データベースより)amazon 10年に渡ってガラパゴスと関わり続けた写真家・藤原幸一が贈る、ガラパゴスの全て! ガラパゴスの主役達をカラー写真で登場させ、諸島のユニークな生物や大自然の素晴らしさを伝える。93年刊「ガラパゴス」の改題改訂。
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ガラパゴスの生物は色や形が独特で、まるで同じ星の生物ではないようで見ていて飽きない。 いつか訪れたい場所NO,1。
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