儲かる古道具屋裏話 の商品レビュー
ものを大事にするとい…
ものを大事にするということが忘れられている現代においては広く読まれるべき本であった。
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気楽な古道具屋ぐらしのエピソードを軽妙に語る・・・と見せかけて。実にシビアな経営感覚と、ドライな割り切りがひしひし伝わる。きっちり商売を見据えた姿勢に惹きこまれた。 コラム形式で次々語られる内容は、マーケティング、アイディア、経営、在庫と仕入れの姿勢など、ためになる話ばかり。 エ...
気楽な古道具屋ぐらしのエピソードを軽妙に語る・・・と見せかけて。実にシビアな経営感覚と、ドライな割り切りがひしひし伝わる。きっちり商売を見据えた姿勢に惹きこまれた。 コラム形式で次々語られる内容は、マーケティング、アイディア、経営、在庫と仕入れの姿勢など、ためになる話ばかり。 エッセイの皮をかぶったビジネス書としても読めそう。根本に流れるのは「利益追求!経営拡大!規模増大!」ではない。しごく穏やかな「あくせくせず儲かろう」。 読んでて誰にもできそうな誤解にとらわれる。実際は、著者のバランス感覚あってこその成立だろう。
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