夜のフロスト の商品レビュー
シリーズ3作目。本作も750ページ超えの大作だが、飽きさせず読ませる手腕はさすが。とはいえ前2作と比較してエンディングの弱さが気になった。解説が素晴らしい。
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フロスト警部シリーズ3冊目。お下劣で事務処理大嫌い、そしてお高く留まった権威も大嫌い、何より、悪い奴らが大嫌い。犯罪捜査からは絶対に逃げないワーカホリック。そして、心には寂しさも抱えている、実はとっても暖かい人、フロスト。 流感が流行り人員が足りない中で起きる連続殺人。最後、息も...
フロスト警部シリーズ3冊目。お下劣で事務処理大嫌い、そしてお高く留まった権威も大嫌い、何より、悪い奴らが大嫌い。犯罪捜査からは絶対に逃げないワーカホリック。そして、心には寂しさも抱えている、実はとっても暖かい人、フロスト。 流感が流行り人員が足りない中で起きる連続殺人。最後、息もつかせぬ展開。750ページの長編ですが、あっという間に読みました。
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久しぶりに読んだフロスト警部、これは3作目 1作目、2作目を読んだのが昔すぎて、どんな話だったか1ミリも覚えてないんだけど、なんかむちゃくちゃおもしろかったことだけはしっかり覚えてた。 で、やっぱりおもしろい! 良質な海外の連ドラを見てるみたい。テンポが良くてどんどんのめり込む。幸せな時間でした。 人手不足の警察署。大小合わせてひっきりなしに飛び込んでくる事件の数々。ほぼノンストップで働き続ける警部をはじめとした警察署の面々。海外の小説の場合、私なかなか名前が頭に入らないことが多いんですけど、皆さんキャラが立ってて顔はもちろん、それぞれの声まで脳内で再生される。忙しい警察署内の音も、空気も、生き生きと目の前に広がっていく。 すごいなあ… 時代もあるのかもしれないけれど、フロスト警部の捜査はなかなかコンプラ何それ?状態でハラハラするものの、ギリギリの駆け引きの中でこういう解決の仕方ってあるのかもなあ…リアルで。
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流感が大流行。警察でも欠勤者続出でフロストに仕事は集まる。しかし不思議にもフロスト警部は流感に罹らない。連続老女切り裂き事件で記録的な死者数を記録する。今回もフロスト警部は眠る暇もなく倒れそうだが不運にも倒れない。安定の面白さ、孤軍奮闘の第三弾。
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フロスト警部シリーズ第3作。もうとにかくこのシリーズは本当に大好きで、この一冊も激賞したいのだけど、ほとんどあらすじは失念。 確か、出世のことしか考えていないような部下が出てくるのでは無かったか。そして、このシリーズの持ち味として、その部下が徐々にフロスト警部に愛情を抱き始めたり...
フロスト警部シリーズ第3作。もうとにかくこのシリーズは本当に大好きで、この一冊も激賞したいのだけど、ほとんどあらすじは失念。 確か、出世のことしか考えていないような部下が出てくるのでは無かったか。そして、このシリーズの持ち味として、その部下が徐々にフロスト警部に愛情を抱き始めたり、は、全くしない。 ラストは連続殺人犯を説得しに高所に登っていくフロスト警部。そして説得するけれど、犯人は落下してしまうフロスト警部。もはや孤独と喪失感から逃げ出すように、くそったれな仕事に時間を捧げるフロスト警部。大変にわかりにくいフロスト警部の人間性を、実に生き生きとわかりやすく描き出すウィングフィールドさん。脱帽。 (読み終わってから相当に経過してから書いているので、記憶が間違っているかも知れません)
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本作は下品なフレーズ増量な気がしましたがどうでしょう?いずれにせよ翻訳がいいですね。ちゃんと日本語として自然に読める。安定の面白さですが通勤電車で細切れに読んでる身にはちょっと長すぎるのが難ですね。ただでさえ事件が入り乱れてるので名前が分かんなくなって。。。
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フロストシリーズ第三弾。 今回もフロストが活躍しいろいろな事件を解決していく。 署長とのやり取り、駆け引きは このシリーズを読む大きな楽しみになってきた。 今回事件がよく似ていたので こんがらがってしまいそうになるが、読んでいくうち不思議に考えなくても整理出来た。 第三弾まで読んで ほとんどフロストシリーズ中毒になってきた感がある。
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相変わらず睡眠時間が少ないフロスト警部。 デントン署は流感で人手も少ない中次々と事件が。 どんな時でもお下品な冗談を言うフロストだけどそうでもしないとやってられないというのは理解できるような気も。 最後はハラハラ。 そしてこの本の分厚さに満足。
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フロストシリーズ3作目。相変わらず忙しい。同時に発生した事件を不謹慎な冗談と下ネタで突き進んでいく。 疑問点 睡眠時間が短すぎる フロストとギルモアの睡眠時間どうなってるんだ? このシリーズは警察署の1場面を切り取った小説だ、と思っているのでココまで多忙だとフロストはいつか死ん...
フロストシリーズ3作目。相変わらず忙しい。同時に発生した事件を不謹慎な冗談と下ネタで突き進んでいく。 疑問点 睡眠時間が短すぎる フロストとギルモアの睡眠時間どうなってるんだ? このシリーズは警察署の1場面を切り取った小説だ、と思っているのでココまで多忙だとフロストはいつか死んでしまうのではないか 不満点 犯人発覚後の犯人に対する情報が全然ない ネタバレになるので詳しくは書かないが犯人だと分かって逮捕してからその後の話がない事件ばっかり。事件についてのフロストの感想もない。 最後に解決する事件は犯人の内情をほとんど出さないことで動機は読み手が想像するしかないが、そこはかなりうまくいってる。 総評 細かい部分まで描かれたステージをジェットコースターに乗って一気に突っ走っていったような感覚の本。 760ページはとんでもなく分厚いがサクサク読める。 正直3作もおなじようなスタイルが続くと飽きが来たので次作はしばらくしてから読もうと思う。
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お下劣なセリフが其処此処に舞うテンポの良さと、ばらばらのピースが最後にカッチリ嵌る気持ち良さ。気取っていなくて気楽に読め、そしてこのボリューム。忌々しい通勤電車内の窮屈さも忘れるほど。 今回読んだのは3作目。今回の相棒・ギルモアは割と有能で好きな部類かも。 ラストはちょっと切なか...
お下劣なセリフが其処此処に舞うテンポの良さと、ばらばらのピースが最後にカッチリ嵌る気持ち良さ。気取っていなくて気楽に読め、そしてこのボリューム。忌々しい通勤電車内の窮屈さも忘れるほど。 今回読んだのは3作目。今回の相棒・ギルモアは割と有能で好きな部類かも。 ラストはちょっと切なかったかなー。 未読の物は2分冊の物ばかりなので、更なるボリュームにちょっと二の足を踏んでいます…登場人物が多すぎて付いていけない難点も(笑)
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