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2013/02/27

核時代平和財団のディビッド・クリーガー所長と池田先生の対談集。 福島原発の問題が起こり、核の平和利用も難しいことが分かったいま、この対談集の意味がますます大きくなっている。 人類は核をコントロールすることはできない。地球上に人類を何回も破滅させられるほどの核兵器が存在する現状を、...

核時代平和財団のディビッド・クリーガー所長と池田先生の対談集。 福島原発の問題が起こり、核の平和利用も難しいことが分かったいま、この対談集の意味がますます大きくなっている。 人類は核をコントロールすることはできない。地球上に人類を何回も破滅させられるほどの核兵器が存在する現状を、「危うい」と危惧する想像力が大切だ。日常の生活に埋没していてはこのことを見過ごしてしまう。 人類が核兵器を放棄するだけの精神力を発揮できるかどうか。さらに、戦争そのものを放棄する精神力を発揮できるかどうか。そのためには、精神を開拓することが大切だ。もっと言えば、生命を開拓することが大切だ。 核時代平和財団東京事務所は創価大学の平和問題研究所の中に併設されているようだ。 この連絡事務所をもっとしっかりとしたものとし、核兵器は悪であるという思想を時代精神にしなければならないのではないか。

Posted byブクログ