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食の変遷から日本の歴史を読む方法 の商品レビュー

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たけみつ先生の切り口…

たけみつ先生の切り口は斬新で度肝を抜かされます。でも、鵜呑みにするわけにはいきません。この著作では、たまり醤油から淡口醤油が生まれたように書かれていますが、実際には、「たまり醤油→濃口醤油→淡口醤油」の順番です。このように、史実としてマユツバなことがあって信用なりませんが、切り口...

たけみつ先生の切り口は斬新で度肝を抜かされます。でも、鵜呑みにするわけにはいきません。この著作では、たまり醤油から淡口醤油が生まれたように書かれていますが、実際には、「たまり醤油→濃口醤油→淡口醤油」の順番です。このように、史実としてマユツバなことがあって信用なりませんが、切り口には感心します。

文庫OFF

2010/07/12

[ 内容 ] 人の営みによって織られるのが歴史なら、そこに“食”の存在は見逃せない。 事実、さまざまな歴史的局面で“食”は大きな役割を果たしてきた。 にもかかわらず、これまで食文化は、歴史的に広がりをもって語られることが少なかった。 これを読み解くことによって、新たな日本の歴史像...

[ 内容 ] 人の営みによって織られるのが歴史なら、そこに“食”の存在は見逃せない。 事実、さまざまな歴史的局面で“食”は大きな役割を果たしてきた。 にもかかわらず、これまで食文化は、歴史的に広がりをもって語られることが少なかった。 これを読み解くことによって、新たな日本の歴史像を浮き彫りにする画期的な一冊。 [ 目次 ] 1章 歴史に刻まれた重大事件に「食」はどう関わったか 2章 時の権力者の策謀が和の「食」のあり方を変えた 3章 「稲作」の変遷と「米文化」が日本の歴史をつくってきた 4章 戦乱の歴史が生んだ日本独自の「食」とは 5章 東国と西国の「食」の違いから時代の背景を探る 6章 「食」のルーツに見る日本の対外関係史 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ