滝口入道 の商品レビュー
浪漫主義的美文調。そのことに尽きる、というべきか、個人的にはそれ以外に見るべきところを見出だせなかった。
Posted by
2011年春のリクエスト復刊の一冊。平家全盛時の花見の宴に始まり主家の滅亡に主人公が殉じる末尾まで、 あれこれの場面を朗読したくなり、実際に声に出して読むとリズミカルで心地の良い文章に酔う。 作品の魅力の半ば以上はこの情熱的な美文にあるのだと思う。 対して小説の筋は優れているとは...
2011年春のリクエスト復刊の一冊。平家全盛時の花見の宴に始まり主家の滅亡に主人公が殉じる末尾まで、 あれこれの場面を朗読したくなり、実際に声に出して読むとリズミカルで心地の良い文章に酔う。 作品の魅力の半ば以上はこの情熱的な美文にあるのだと思う。 対して小説の筋は優れているとは感じられず、登場人物も何となく著者の同時代人のような印象だった。
Posted by
平家物語をもとに滝口入道と横笛の悲恋を描いたもの。古い文体なので初めは読みづらいものの、語り口の美しさに次第に引き込まれます。
Posted by
- 1