メンアットワーク の商品レビュー

山田詠美(著者)

2009/10/07

石原慎太郎、伊集院静、井上陽水、大岡玲、大沢在昌、奥泉光、京極夏彦、佐伯一麦、団鬼六、西木正明、原田宗典、水上勉、宮本輝、村上龍！山田詠美の１４人の男たちとの対談集。初っ端が石原慎太郎との対談で、難しいったらありゃしない。これほんとに対談？対談でそんなややこしい話しないでくださいよ。うちのオツムではついていけませんって・・・。ただ村上春樹についての話題は面白かった。うちは村上読めないんですよねー。でもうち偶然を夢見たりもしてるんですけどね。石原以外との対談は全部頭にすんなり入って純粋に楽しめた。それにしても作家って凄いですね。会話でこんな言葉使うか？と思わされることが多かった。ボキャブラリーがすごい豊富で。いろんなものに目を向けてるんやなーなんて、感心しちゃいます。しかも対談自体がすごい面白い。特に井上陽水と、団鬼六、宮本輝との対談が好き。

2009/10/04

いやーおもしろかった。特に陽水と、大岡玲ちんと、奥泉光さんと、宮本輝りんと、水上勉さんがよかったな。大岡さんや奥泉さんは、ジェントルで頭の良さがにじみでてて且つ人柄もあったかくて、思わず作品を読みたくなるよね。陽水は親父が好きなんだけど、「小説を書かない小説家」とエイミーが言うのもわかる気がする。めっちゃ文学的なこと言うじゃないあなた！かっけ！あ、村上龍ぴょんとの話は、き、きもかった〜ｗだって「詠美ちゃん」て呼び方がまずきもいしw、いちいちホメ方がなんか裏を感じる（笑）エイミーも明らかにテンション低いように見えるww　しかし、もうひとつ特筆すべきは･･･石原慎太郎氏との冒頭の対談で「私と村上春樹の読者が重なってないことは確かね。」とエイミーがのたまってること！･･･おもくそかぶってますけどーー！！ｗ彼も、あなたも、大好きですけどーー！！しかも前後関係読むと、ハルキを良かれと思ってない感じなのね。う、うそだろエイミー？この対談のつい2年前くらいに熱ポンで「尊敬!!!私も、あのように真摯な姿勢で創作活動に打ち込みたい！村上さんに憧れてしまった私はそう決心したのである」て言ってるじゃないか。他のところでもよくその禁欲さを称えてるじゃないか。。やっぱり、ただの皮肉なのかい？それとも、普段の生活態度と作品はまったく別世界だというのかい？そんなふうに、よくわからないけど、へこんでしまったおいらなのである。。笑

2009/10/04

人によってここまで会話の仕方が違うなんて面白いですね。

山田詠美さんの対談って・・・それなりにゲストとのバックグラウンドがあるのかもしれませんが「会ってここまで話せるなんて」と驚くことが多いです。

山田さんも話を引き出せる、そして対談相手もそれで話がはずむ、なんてそれぞれで面白い。
それが分かった本でした。