美術の解剖学講義 の商品レビュー
美術家である著者による美術論。セルフポートレート、女優などをテーマにして、たくさんの写真を用いて様々な角度から楽しく美術を解説。有名な美術作品の誕生秘話などの、ちょっとした豆知識も知ることができる。著者によるセルフポートレートも必見。
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コンセプチュアル・アート 意味と装置 意味をはかるモノサシと装置をはかるモノサシをクロスさせて使用すれば、現代の難解とされる美術表現の多くはその真贋を見抜ける 絵画とは、見ることと見られることとの分業システム(法則)であり、また見るものによって見られるものが所有されるためのツー...
コンセプチュアル・アート 意味と装置 意味をはかるモノサシと装置をはかるモノサシをクロスさせて使用すれば、現代の難解とされる美術表現の多くはその真贋を見抜ける 絵画とは、見ることと見られることとの分業システム(法則)であり、また見るものによって見られるものが所有されるためのツール(道具)である
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前半、写真の見方についての講義は ・繰り返しイメージ ・サっと出してパっと撮る など有意義だった。 後半映画についての講義はいまいちしっくりこない。
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美術は難解だ、とやっぱり何処かで思う。 美術館で作品を眺めてみても、よくわからない自分がいる。 もちろん、歴史的背景や文化的な知識が無いから、わからない、 ということも多々あるが、 それらが無いから、わからない、ではなく、 これからはもっと、シンプルに見つめて楽しめばよいのかも ...
美術は難解だ、とやっぱり何処かで思う。 美術館で作品を眺めてみても、よくわからない自分がいる。 もちろん、歴史的背景や文化的な知識が無いから、わからない、 ということも多々あるが、 それらが無いから、わからない、ではなく、 これからはもっと、シンプルに見つめて楽しめばよいのかも って感じさせられた一冊。 美術に対峙する、色々な姿勢を教えてくれた一冊です。 ちなみに2010/6/1号BRUTUSの「美術」と「アート」論も、今の“芸術”を考える上でおもしろい。
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とっても分かりやすくそしておもしろい。おととしから昨年にかけて展覧会に行きまくっていた私は、専門的な知識があったらもっと楽しめるのにと常々感じていたのだ。もちろん知識があって悪いということにはならないだろう。でもこの本を読んで、美術鑑賞は「役に立たない発見をすることであって、こん...
とっても分かりやすくそしておもしろい。おととしから昨年にかけて展覧会に行きまくっていた私は、専門的な知識があったらもっと楽しめるのにと常々感じていたのだ。もちろん知識があって悪いということにはならないだろう。でもこの本を読んで、美術鑑賞は「役に立たない発見をすることであって、こんな視点から見たらどうだろう、あんな見方もあるんだなと発見できればいいんだ、自分の好きなようにみて何が悪いのよ、となんだか励まされたように感じた。ということで、自分なりの「役に立たない発見」をするべくとりあえず美術館に行ってみようと思います。他のこの人の著作も読みたいなぁ。
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フリーダカーロにどっぷりハマルきっかけはこの本の著者、森村さんでした。気取ったイメージの美術をわかりやすく説明する言葉に感激。とてもとても好きなアーティストの1人です。
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とってもわかりやすい言葉での講義2時間目「写真論」は特に、普段の何気ない写真を撮るときにも役立てそう!
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