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明日への船出(3) の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2016/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<シーサイド・トリロジー>シリーズ3 クイン兄弟の一番下の弟フィリップが主人公。 ボルチモアの広告会社で働きながら、週末は家に戻り兄弟とともにヨット造りに精を出している。 そんな彼の前に、セスの母親であるグロリアの妹であるシビルが現れた。 クイン兄弟、一応の最終巻。 この後、フィリップの下のセスの物語がある。 今回も良かった。 ノーラ・ロバーツの家族物は泣かせる。 シビルとの過去を思い出したセスのお誕生日のシーンや、三作すべてに姿をあらわす父親のレイとのやりとり…あ、もちろんセスに三兄弟がヨットを渡したシーンに胸が熱くなり、涙した。 このシリーズ読んでると、家族っていいなって思ったりする。 素晴らしかった。 ☆4つ。

Posted byブクログ

2016/07/09

不自由なく育ったとはいえ、愛情の乏しい冷淡な家庭環境で育った心理学者のヒロイン。 シングルマザーから虐待にあった末、愛情あふれる夫妻に引き取られ、育ったヒーロー。 さらに同様な経歴で引き取られた少年は、ヒロインの甥だった。 親の愛に餓え、心に傷を負った人々が愛をはぐくみ、幸...

不自由なく育ったとはいえ、愛情の乏しい冷淡な家庭環境で育った心理学者のヒロイン。 シングルマザーから虐待にあった末、愛情あふれる夫妻に引き取られ、育ったヒーロー。 さらに同様な経歴で引き取られた少年は、ヒロインの甥だった。 親の愛に餓え、心に傷を負った人々が愛をはぐくみ、幸せをつかんでいく様子の描かれ方は見事。 実は三部作の3作目から読んでしまって、ストーリーが分かるか不安だったが、まったく問題なく、読みやすかった。

Posted byブクログ

2010/02/18

〈シーサイド・トリロジー 3〉ヒロインは姉(少年の母)に頼まれ少年の様子を探るためにヒーローや兄弟達に近づいてきた。自分の目で見た彼らは家族そのものだ。姉が嘘をついているのでは? ヒロインと少年が心を通わせる様子には バカな母親よりも血の繋がりを感じた。

Posted byブクログ

2009/10/04

ボルチモアの広告会社で働きながら、フィリップ・クインは週末には家に戻り、キャメロンやイーサンとともにヨット造りに精を出している。そんな彼の前に魅力的な心理学者のシビル・グリフィンが現れた。彼女は姉のグロリアから、息子のセスがクイン三兄弟に奪われたので助けてほしいと言われ、少年の置...

ボルチモアの広告会社で働きながら、フィリップ・クインは週末には家に戻り、キャメロンやイーサンとともにヨット造りに精を出している。そんな彼の前に魅力的な心理学者のシビル・グリフィンが現れた。彼女は姉のグロリアから、息子のセスがクイン三兄弟に奪われたので助けてほしいと言われ、少年の置かれた状況を自ら確かめに来たのだった。自分の立場は隠したまま、シビルは独身のフィリップに近づき、情報を得ようとするが…。

Posted byブクログ