娼年 の商品レビュー

石田衣良(著者)

2022/04/29

石田さんが描くと美しくさえあるエロスの世界。ある意味、カウンセリング的な役割も負っているように感じました。

2019/03/17

人にはなかなか言えないようなことも、お金を払っている、客という建前があると、色々と話せてすっきりするのかも…普段抱えているモヤモヤを、登場人物たちが晴らしてくれているような気持ちになりました。
性描写よりも心情描写が強く印象に残る作品です。

2018/07/24

原作小説は、映画版に比べるとさほど官能さはあまり感じられない。しかし、映画版とは違い、それぞれの登場人物の心情がより描けていたとは思う。

2018/07/22

映画化されているので原作は面白いだろうと期待したけれど、よく面白さがわからなかった。
前半は良かったけれど、薄っぺらく感じてしまった。
続編(シリーズ?)は読まないとおもう

2018/04/24

石田衣良さんの小説は好きだ。
余談だが、以前ETVでやられてたらららクラシックも好きだった。

本作は、ミーハーにも松坂君の映画化で知り手にした。

おもろい。
自身の身の回りに無さそうだから、おもろい話しに思えた。
同時に？
戦争やテロをしたくて、戦争映画を見たりテロリストの映画を見てる訳では無い！て誰かの言葉を思い出した。

男なので、性的な話しは好きだ！
だけど、実際身の回りにこんな事案が有れば、やはり毛嫌いするだろうなぁ。。。

ブクログのページに来て、こちらが三部作と知った。
うむむ。
俺的には、一作でお腹いっぱい。

でも、冒頭に書いた通り。
こちらおもろい一冊です( ´ ▽ ` )シ

2018/03/29

映画化されるのを知って再読。2010年に読んでいるので8年ぶりということになるが、内容はほとんど忘れていた、この頃この著者のエロチック小説を数作読んだ気がする。本作は娼夫に目覚めた主人公が経験する数々の性の形が語られてゆくが、こうゆう職業もあっていいのではないかと思えてくる。松坂桃李が主演とのことで脳内では彼が演技してくれたが、映画の出来を左右するのは女優陣がどれだけ大胆な演技が出来るかにかかっているように思う、最近の日本の映画は良い子向けの映画は多いが、過激な演技となると女優の出し惜しみを感じる。

2017/06/23

これはファンタジーだ、と思って読みました。
リョウの哀愁漂う姿が目に浮かぶ。
終始セックス描写だったけれどもくどさは全くなかった。
あまり迷いもなく娼夫という仕事を続ける選択をしたのも、予想を裏切るラストでよかったけれど、やはり凡人には理解できないからか、腑に落ちない部分もあり。
ただリョウがどんどん娼夫としての採用が開花していくさまは見ていてとても面白かった。

2017/01/22

普通の大学生がある女性との出会いでコールボーイになり、大人の女性が秘めている欲望を引き出す才能が開花していくストーリー。松坂桃李くん主演で舞台化したけど、性をテーマによく演じ切ったな。

2016/01/23

性癖のバリエーション豊か…
でもどうも、エグい変態がいない
みんな変態ふう、だけどオシャレで小綺麗。
狙ってるのかも知れないけどね。

2015/04/14

リアルでこういうことがあると思わず眉をひそめてしまうのに、小説で読むとこれもアリなんじゃないかと思ってしまう不思議。女性に身体を売る仕事。色んなお客様がいて、それぞれに事情があるんだけど、セックスの描写は穏やかであまり嫌悪感なく読めました。最後は続けるのか…と少し驚き。メグミのやり方はお話の中では好きになれないけど、実際はこんなやり方なんだろうな、と思います。さらっと読めました。