絶滅寸前季語辞典 の商品レビュー
単語のひとつひとつは ただの木片で、 それはゼペットじいさんの様に愛を込め、 上手に組み立ててやらないと ピノキオ… ではなく、文章は魂を持たないものだ、 と、思っている。 だが、 この<季語>という木片からは 思わずくん、と匂いたくなる 芳しい香りが漂っていた。 俳句とは五...
単語のひとつひとつは ただの木片で、 それはゼペットじいさんの様に愛を込め、 上手に組み立ててやらないと ピノキオ… ではなく、文章は魂を持たないものだ、 と、思っている。 だが、 この<季語>という木片からは 思わずくん、と匂いたくなる 芳しい香りが漂っていた。 俳句とは五・七・五で綴られるたった17文字の風景。 だけど、 この香木の様な季語ひとつあれば、 小さな世界はぐっと奥行きを増して行ける力を感じる。 絶滅寸前… と、あるので普段、耳慣れない言葉は多いけれど いつき先生の面白解説と共に、 四季の風情を充分楽しめた。
Posted by
なじ■ 現代の生活では既に廃れている風習、 俳句の世界ですら見かけたことの無い言葉など、 「絶滅寸前」の季語を様々な逸話や説明つきで紹介。 面白いなー!と思いながら読んでて 読み終わった後に著者がプレッシャーバトルの 夏井いつき先生だと気付いたんですが なるほど納得の面白さでし...
なじ■ 現代の生活では既に廃れている風習、 俳句の世界ですら見かけたことの無い言葉など、 「絶滅寸前」の季語を様々な逸話や説明つきで紹介。 面白いなー!と思いながら読んでて 読み終わった後に著者がプレッシャーバトルの 夏井いつき先生だと気付いたんですが なるほど納得の面白さでした! 続刊も読んだんですが、 10年前に書かれた本で絶滅寸前と 取り上げられていた「ステテコ」が、 名称も変わることなく今年の夏も 元気に発売されまくってることに 安心しました。
Posted by
- 1