イマジナル・ディスク の商品レビュー

夏緑(著者)

なかなかに面白かった…

[文庫ＯＦＦ]

なかなかに面白かったと思いますお勧めできます!

2013/09/18

今度は京大バイオSFパニックホラー。専門用語を読み飛ばしつつ（一応解説はある）、リアルとフィクションの間をふらふらしてました。蚕の実験写真は高校生物資料では忘れられない一品です…

2011/08/17

金田榮路がイラストをやってる本をひたすら集めてる時に見つけた。

大学院生の主人公がある夏の日、大学病院の前で出会った女性は
左手首に包帯を巻いていた。
意識してはいけないと思いつつも向けられた興味の視線に
女性は応える。

「これはその、蝶に噛まれて・・・」

蝶に牙などない…と、女性の発言を訝る主人公だがやがて……

バイオSF。
話はなかなか面白かったと思う。
ちょっとした遺伝子の操作で、様々な災害や悪夢が起こりうる。

ただ、理系の作家さんにありがちな、文章の「あれ？w」
これでちょっとシリアスな展開に笑いが含まれる形に。

他のSFよりもバイオSFはほんと、身近に起こりうる感じがして恐怖の度合いが強い。
たぶんバイオハザードのせい←