後催眠 の商品レビュー

松岡圭祐(著者)

2009/10/07

嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。『催眠』を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。

読みやすく、ワクワクしました(*^_^*)

2009/10/16

催眠の続編だが、内容は催眠より数年前という設定。
話は短めだが、それなりに感動出来ると思う。
ただし、嵯峨の出番は少ないです。

2009/10/04

2008.1.13（日）
催眠の続きかと思って読んでいたのですが、純愛ｽﾄｰﾘｰでした。自分の死後も大切な人のことを想い、力になってあげるﾀﾒの後催眠。
泣けました。。

2009/10/07

嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。『催眠』を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。

2009/10/04

　嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。
　癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だが、そこには驚くべき真実が隠されていた――。
　『催眠』を遥かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。リアリズムとファンタジーの狭間に位置する松岡ワールドの新たなる金字塔。

2009/10/04

＜内容＞
嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた――。『催眠』を遥かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。シリーズすべてのエピソードI。

2009/10/04

松岡作品にしたら、えっらい薄いので若干物足りない感はあります。
わりと緊迫してるかと思いきやほのぼの系！？

2011/09/13

　カウンセラーの嵯峨敏也は突然、謎の女から、「深崎透のことはもう忘れろって、木村絵美子に伝えて」という電話を受ける。ところが、嵯峨には深崎という名にも木村という名にも全く覚えがない。が、調べていくにつれ、実は深崎という人物は医大の精神科の先生で、謎の失踪をとげているということがわかった。しかも、嵯峨はその深崎の授業を過去に受けたことがあった・・・。

　あらすじだけを読むと、嵯峨の話だと思うが、実際は深崎透という精神科医と、その患者である木村絵美子の話で、サイドストーリーがそのままメインストーリーと入れ替わったような感じ。木村絵美子は神経症でありながらいろんな事件に、深崎の助言を受けながら立ち向かって行く。自分の内面とも戦いながら外に向かって行く彼女のそんな姿に、深崎と共に一生懸命応援してしまった。ラストで「後催眠」というタイトルの意味がよくわかるのだが・・・切ない。しかし、こんなことを最初から予期して全てを動かしていたんだとすると・・・すごすぎる、深崎。

　ちなみに、「催眠」とはシリーズものであるが、話はつながっていない。

2009/10/07

裏表紙の解説には、ラブストーリー。。。とあって、確かにそういう前提で読めばそうなのかもしれなかったです。
どうも心理眼シリーズの印象が強すぎて、もっとあっと驚くドンデン返しを期待していましたが、嵯峨敏也が単なる刺身のツマで終わってしまった印象。
2005/7/7

2009/10/04

別に『催眠』の後日談と言う訳ではなく。
むしろ『催眠』以前の話だったりする。
気の弱い虐げられ系女性と彼女を愛する中年カウンセラの愛溢れる催眠話。
書き出しが謎に満ちていて非常に良い。
見知らぬ女からの一本の電話。
リアルタイムで自分を観察しているとしか思えない会話。
女を探す視線の先にあったものは…。
最終的なオチが読めてしまうものの綺麗にまとまっていた。
心温まる現代のファンタジー風味。

とは言え、小悪魔には『千里眼』のが向いてるな、と認識したのもこの辺り。
やはり派手な方が好き。