王妃の館(上) の商品レビュー
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浅田次郎さんの本はシリアス系とコミカル系両方あります。。どちらもクオリティーが高いです。。借りる時にタイトルを見た時は「蒼穹の昴」や「マンチュリアン・リポート」のような中国宮廷を題材にしたシリアス系と思いましたが、さにあらず。。この本はコミカル系でした。しかし、全てがおふざけというワケではなく、所々で登場人物の哀しさが染入る場面もあります。さて、これから下巻。。
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パリの由緒ある超高級ホテル「王妃の館」に集まった「光」と「影」のツアー客たち。 料金二重取りのめちゃくちゃなツアーの結末は? (アマゾンより引用) っていうか、途中でもうバレちゃったんだから頑なにニアミスを防ごうとしなくてもいんじゃないかと思ったりしたんだけど… 最初のほうは面白かったけど、だんだん面白くなくなっていった(゜Д゜;) まぁ下巻に期待しよう…
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旅行会社の手品の様なツアー、訳ありのツアー客、問題山積みの十日間、後半にはルイ14世の物語も出てきて、、後編も楽しみ。
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図書館にて。おもしろい!頁をめくる手が止まらない♪下巻も楽しみー 登場人物のキャラクター1人・1人がとってもステキ!
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帯に「私、このたびお笑いに転向しました」と書いてある。確かに読み進めるとお笑いである、それも吉本新喜劇ばりのチープなお笑いである。後半になってルイ14世の話が入ってきたが、これは史実に基づいた物語なのだろか、それとも全くの創作なのだろうか、創作とすればあまり歴史をいじり回されるの...
帯に「私、このたびお笑いに転向しました」と書いてある。確かに読み進めるとお笑いである、それも吉本新喜劇ばりのチープなお笑いである。後半になってルイ14世の話が入ってきたが、これは史実に基づいた物語なのだろか、それとも全くの創作なのだろうか、創作とすればあまり歴史をいじり回されるのは好きでない。このまま読み進めていっていいのだろうか、ピースは全て出揃っていて、あとは当てはめていくだけの物語のようだけれども、どうも物語に入り込めない。
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パリのヴォージュ広場で300年の伝統を誇る 「王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)」 世界中の観光客あこがれの最高級ホテル。 この15室しかないホテルの知名度を利用し、倒産寸前の旅行会社が企画した起死回生策。 「王妃の館」に滞在するパリ10日間149万8000円の超豪華「〈光...
パリのヴォージュ広場で300年の伝統を誇る 「王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)」 世界中の観光客あこがれの最高級ホテル。 この15室しかないホテルの知名度を利用し、倒産寸前の旅行会社が企画した起死回生策。 「王妃の館」に滞在するパリ10日間149万8000円の超豪華「〈光(ポジ)〉ツアー」 と 19万8000円の格安「〈影(ネガ)〉ツアー」 ツアーの「二重売り」によって月末の手形決済を切り抜けようというもの。 両ツアーともに、参加者はひとクセもふたクセもある個性派ぞろい。 トラブルの連続。 突拍子もないギャグ連発のドタバタ人情劇。 この現代劇の合間に、17世紀の「王妃の館」にまつわる逸話が、しっとりとした趣で織り交ぜられていく。 登場人物が多いけど、みんなそれぞれ個性がありすぎるので、すぐに入り込める。 また、それぞれが実は繋がっておる感じも、さらにおもしろい。
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ちょっとハチャメチャなところもあるけど笑えた、ってだけにならないのはさすがの浅田次郎。行ったり来たりする世界に引き込まれて、あっという間に読了♪ こんな話も書くんだね♪
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すごい投げやりで 強引なキャラ設定な印象。 でも、おもしろい。 思わず何回か吹き出してしまった。 最後、どう丸く収まるのか期待。
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時間帯をずらしてパリの超高級ホテルの同じ部屋に宿泊するという 無理なツアーに参加したお客さんたちの群像劇。 いかにもこの先何かがありそうなツアー客たちのキャラクターで, 下巻が楽しみ。
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パリ旅行パックツアー、約150万円と20万円が同時に同じ宿に。 最初はタイトルと表紙に騙され、もっと厳かな話かと思いきや、中盤に行くにつれ、ツアーの面々の絡み具合がおかしくて仕方がなかったです。 思わずそうきたかと思ったり、なかなか上巻は面白かったです。
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