それはまた別の話 の商品レビュー
映画好きの両氏による…
映画好きの両氏による意外にもこれが初対談。2人とも監督の経験があるだけに、映画の見方も作り手側の視点ありで、新鮮な発見があります。三谷幸喜が、「12人の怒れる男」のジェーン・フォンダを「いやな奴」と言ったのには、爆笑でした。
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「十二人の怒れる男」…
「十二人の怒れる男」から「裏窓」まで有名な映画について、二人で心ゆくまで語り合っている。
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朝日新聞のコラムでお…
朝日新聞のコラムでお馴染みのコンビの対談本です。いい味だした二人のおじさんです。
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映画に詳しい2人の会話は2人の映画との個人的な思い出を含み、そして細部の描写に至るまで、分析が実に愉しい。ルメット監督の映画「12人の怒れる男たち」の詳細な感想から始まり、ヘンリーフォンダを始め登場する12人の細かい分析、そして監督の撮影意図などが秀逸。そして「優しい日本人」に...
映画に詳しい2人の会話は2人の映画との個人的な思い出を含み、そして細部の描写に至るまで、分析が実に愉しい。ルメット監督の映画「12人の怒れる男たち」の詳細な感想から始まり、ヘンリーフォンダを始め登場する12人の細かい分析、そして監督の撮影意図などが秀逸。そして「優しい日本人」に至る三谷の考え方にも興味。「ダイハード」、「エイリアン」、「裏窓」など広範囲にわたる時代の作品に通じている博識に驚き。映画監督をしている人なら当たり前だろうが!これらの映画はもう一度確認しながら観直してみたいと痛感した。「アパートの鍵貸します」「舞踏会の手帖」「フランケンシュタイン」「絶望の彼方に」「バンド・ワゴン」「素晴らしき哉、人生!」「恐怖の報酬」などかなり古い時代の映画、また「トイ・ストーリー」は全く知らないものの、同じような観点からの説明に納得。ただ、改めて観たいとまでは思わないけど…。
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※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・十二人の怒れる男 ・アパートの鍵貸します ・舞踏会の手帖 ・フランケンシュタイン ・ダイ・ハード ・絶壁の彼方に ・バンド・ワゴン ・素晴らしき哉、人生! ・トイ・ストーリー ・恐怖の報酬 ・エイリアン ・裏窓 毎月1本の映画について、深く深く語りあう二人。 読んでいる私はと言えば、最初の「十二人の怒れる男」と最後の「裏窓」しか観たことがない。(どちらも大好き) 目次を見て、途方に暮れる私。 しかしこれが面白い。 観たことない映画の、監督、キャスト、演出方法、裏話。 しらけるどころか、興味津々。 機会があったらぜひ観てみたい(「エイリアン」は除く)と思うほどに前のめりで読みました。 何も考えないで漫然と見ても面白いのでしょうが、その映画の見どころをきちんと押さえて観る映画は、きっと私の想像以上に楽しめるんでしょうね。 表紙のイラストは、もちろん和田誠。 そして、三谷幸喜。 和田誠が好きすぎて、三谷幸喜が書くイラストは和田誠の絵とほとんど区別がつかないほどのクオリティ。 本当に和田誠を尊敬しているのだなあと思いました。 映画を観るだけではなく、実際に映画製作を手掛けているふたりならではの、制作上の苦労や工夫などの話も面白くて。 映画初心者から、ある程度詳しい方まで、幅広く楽しめる映画ガイドだと思います。
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三谷幸喜さんは私と同年代なので、映画(洋画)体験が似ているのが楽しい。見たことがある映画も未見の映画もどれも面白く読みました。中でも『十二人の怒れる男』はよかったな。そして無性に映画が見たくなる。好きなことについて話している人たちの対談は面白いね。愛が溢れているもの。 私が十代の...
三谷幸喜さんは私と同年代なので、映画(洋画)体験が似ているのが楽しい。見たことがある映画も未見の映画もどれも面白く読みました。中でも『十二人の怒れる男』はよかったな。そして無性に映画が見たくなる。好きなことについて話している人たちの対談は面白いね。愛が溢れているもの。 私が十代の頃の映画のバイブル『たかが映画じゃないか』を思い出しました。
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ディープな対談集。映画好きにはたまらない12本の名作をテーマに、和田さんと三谷さんが語りつくしています。トリビアが豊富!作品分析も鋭く、かつ愛情に満ちています。読むたびに、取り上げられた映画が見たくなるのでした。
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三谷さん・和田さんの趣味で選んだ一本一本をとことん語りつくす対談集。「12人の怒れる男」がこんなにつっこみ所満載だったなんて!「ダイ・ハード」、そう、私もパウエル巡査がよかったよ!「トイストーリー」を三谷氏は「なんて深い物語だ」とため息をついている。一緒におしゃべりしているようで...
三谷さん・和田さんの趣味で選んだ一本一本をとことん語りつくす対談集。「12人の怒れる男」がこんなにつっこみ所満載だったなんて!「ダイ・ハード」、そう、私もパウエル巡査がよかったよ!「トイストーリー」を三谷氏は「なんて深い物語だ」とため息をついている。一緒におしゃべりしているようで、前のめりになって読んじゃう。電車でひとりでニヤニヤさせられた。危ない本だ。
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ただひたすら映画が好きな二人が自分達の好きな映画についてただひたすら語っている。それってナンかこっちも気分がいい。 三谷さんの、「ここはシナリオにはどう書いてあるのかな」といった演出家ならではの感想も面白いです。
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