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ペルシャの幻術師 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2022/09/23

これがデビュー作とは考えられない完成度。 時代背景は詳しく分からないが、今読んでも全く色褪せていない。 短編集なのに一つ一つの物語の深さと広がりと豊かさに脱帽。 美しさとリアリティが共存していた。

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2022/04/13

久しぶりの司馬遼太郎作品。 タイトルにもなってるペルシャの幻術師が1番好き。女心わかってるな司馬遼太郎。 果心居士の幻術、飛び加藤のお話も面白かった。歴史小説なだけあってなんども元ネタあっての作品なのか検索するくらい精緻な物語。 全部共通して幻術、性が表現されていた。

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2017/11/16

年取って説教ばかりになった司馬遼太郎だが、さすがにデビュー作ともなるといい意味で生硬というか、あまり”らしさ”が感じられない。かといって、最盛期の人物表現の上手さ(秀吉など他の作家の物を読むと、性格が違うだろうと考えてしまうほど、遼太郎の描く人物像が定着してしまう)も無い。 特...

年取って説教ばかりになった司馬遼太郎だが、さすがにデビュー作ともなるといい意味で生硬というか、あまり”らしさ”が感じられない。かといって、最盛期の人物表現の上手さ(秀吉など他の作家の物を読むと、性格が違うだろうと考えてしまうほど、遼太郎の描く人物像が定着してしまう)も無い。 特に飛びぬけたものも無いが、さすがに大作家になる素地のようなものは感じられる。

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2015/12/07

司馬先生は、モンゴルと坊様の煩悩がお好きらしい。 とび加藤と果心居士という幻術的忍者の話は面白い。

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2015/08/12

『兜率天の巡礼』ではキリスト教の異端として、5世紀東ローマ帝国の首都コンスタンチノーブルを東に逃れる一派についての記載がある。彼らは、ペルシャを経てインドへ入り、インド東岸から陸路で中国沿岸をつたいつつ東海の比奈ノ浦へ流れ着いた。兵庫県赤穂郡比奈ノ浦には大避(ダビデ)神社現存する...

『兜率天の巡礼』ではキリスト教の異端として、5世紀東ローマ帝国の首都コンスタンチノーブルを東に逃れる一派についての記載がある。彼らは、ペルシャを経てインドへ入り、インド東岸から陸路で中国沿岸をつたいつつ東海の比奈ノ浦へ流れ着いた。兵庫県赤穂郡比奈ノ浦には大避(ダビデ)神社現存する。仏教よりはやく古代キリスト教が日本に伝わっていた可能性がある。同時期に読んでいた『風の武士』の安羅井国の住人とは日本に住み着いたイスラエル人であった。同時期に読んだ本がリンクしているのが面白い。

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2015/07/15

やはりチンギスハンを描くと井上靖的になってしまう。 そちらの印象が強烈すぎる。 兜卒天の巡礼はぶっ飛んでる。

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