哲学者とは何か の商品レビュー
昔は哲学者とは職業…
昔は哲学者とは職業だった。考えるのが仕事だった。でも今はそうじゃないですよね。人は考えることが少なくなってしまったのかもしれません
文庫OFF
著者の哲学的エッセイを集めた本です。 対話のない日本社会や、騒音への怒り、モラリストとしてのカントなど、著者がさまざまな場所で論じてきたテーマが見られます。 最後の章では、大森荘蔵との対談2本が収録されています。時間の問題をめぐって師弟のあいだで厳しい哲学的議論が戦わされてお...
著者の哲学的エッセイを集めた本です。 対話のない日本社会や、騒音への怒り、モラリストとしてのカントなど、著者がさまざまな場所で論じてきたテーマが見られます。 最後の章では、大森荘蔵との対談2本が収録されています。時間の問題をめぐって師弟のあいだで厳しい哲学的議論が戦わされており、なかなか理解できないところもありましたが、両者ともに、自分と同じように真摯に哲学の問題に向きあっている相手を前にして、生き生きと語っている様子が伝わってくるようです。
Posted by
現代日本の哲学状況批判、イマヌエル・カントに関する小論、大森荘蔵へのオマージュで構成されている。最後の大森荘蔵との対談録2編が面白かった。哲学とは学問である以前に生き方なのだ。
Posted by
04001 01/04 日本の哲学「研究」者をやゆしたエッセイ風の文章、カントの生涯の分析、大森荘蔵との対談などで構成。どことなく無頼な雰囲気が漂う。
Posted by
- 1