まんが 勝ち逃げ資本論 の商品レビュー
「ナニワ金融道」の作…
「ナニワ金融道」の作者による「金儲け論」。この人の絵のタッチが苦手なので私はダメ。
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バブル崩壊で多額の債権を焦げ付かせた銀行は 一転、貸し渋りを行うようになった そこで、資金繰りに困る中小企業を救済?したのは商工ローンだが その商工ローンに出資してるのは、ほかならぬ銀行だった 商工ローンは、連帯保証やえげつない取り立てで問題視され 代表者が国会に呼び出されること...
バブル崩壊で多額の債権を焦げ付かせた銀行は 一転、貸し渋りを行うようになった そこで、資金繰りに困る中小企業を救済?したのは商工ローンだが その商工ローンに出資してるのは、ほかならぬ銀行だった 商工ローンは、連帯保証やえげつない取り立てで問題視され 代表者が国会に呼び出されることもあった 一方では橋本龍太郎時代 いわゆる「金融ビッグバン」が導入され 大企業は自前の金融機関を持てるようになった ホールディングスとかいってるあれだ 金融の裾野が広がって、誰でも資金繰りがやりやすくなったが そのぶん闇も増えていった 資本主義まるだしの、今の世の中じゃ 真面目なヤツほど馬鹿をみる だから真面目な労働者は団結して革命せなアカンのやで ということを 2000年当時の時評に、1コマ漫画を交えて説き起こすのがこの本 ロシアも中国も自由経済を導入しとる時代に何を呑気な…て思うやろ 夢見るのはタダやで 作者の青木雄二は2003年に死んだ 言いっぱなしである
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