現代思想のパフォーマンス の商品レビュー
大学図書館 借りた ? フェルディナン・ド・ソシュール ? ロラン・バルト ? ミッシェル・フーコー ? クロード・レヴィ=ストロース ? ジャック・ラカン ? エドワード・サイード 人間の現実の形は、世界を区分する記号の働きによって決まるのである。(P18) ⇒「オオカミ」と...
大学図書館 借りた ? フェルディナン・ド・ソシュール ? ロラン・バルト ? ミッシェル・フーコー ? クロード・レヴィ=ストロース ? ジャック・ラカン ? エドワード・サイード 人間の現実の形は、世界を区分する記号の働きによって決まるのである。(P18) ⇒「オオカミ」という概念がない文化圏では、「オオカミ」が「イヌ」と呼ばれる事がある。雪に関する考察も文化圏によって違う。 人間は他人から与えられることによってしか自分の欲しいものを手に入れることができない。だから、もし「人間性」の定義があったとしたら、それはこのルールを受け入れているものと言うほかないだろう。(P183) 私たちは何かの問いに対して、一義的で普遍的な答で応じることができない。けれども、それは人間の無能の徴ではなく、おそらくは人間の「人間性」の徴なのである。 全ては二つの極限的な禁断の中間に広がるグレーゾーンのなかにある(pP192) コミュニケーションの本義は、有用な情報を交換することにあるのではなく、メッセージの交換を成立させると事にある(P196) 実存主義についてまとめる(P233) ⇒実存は本質とペアになって使われる。 「本質というのは変わることのない固有の属性の集成である。実存とは世界内に現に在るということである。多くの人は本質がまずあって、実存がそれに続くというふうに考えている。これは本来宗教的な発想である。実存主知はそれとは反対に、人間において、そして人間においてのみ、実存は本質に先行すると主張する。 一言にして言えば、人間は己の本質を創造しなければならないのである。」(『アクシオン』) 実存主知のメッセージはこの「人間は己の本質を創造しなければならない」という言葉に集約されている。 「私」なるものは、あらかじめ確定されたものとしてあるのではなく、状況との相互規定的な関係に巻き込まれることを通じて造型される一種の「作品」のようなものとして構成されているわけである。 モノ「そのもの」より モノとものとの「関係」が大事 って言ってます いつか詳しく各章のまとめをしたい
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