二十億光年の孤独 の商品レビュー

谷川俊太郎(著者)

2009/10/04

「かなしみ」とかすき。「二十億光年の孤独」も。読んでるうちに、その他ちょっとこむずかしいものも慣れてきて、言葉と言葉の間が心地よくなってくる。

2010/10/14

「宿題
　めをつぶつていると
　神様が見えた

　うす目をあいたら
　神様は見えなくなった

　はつきりと目をあいて

　神様は見えるか見えないか
　それが宿題」

表題作の「二十億光年の孤独」も素晴らしかった！！
谷川さんの強さが、垣間見れる、美しさ。
はぁっ、とため息を１つ。それは、張り詰めた気持ちが晴れたときの喚起。

【7/3読了・初読・市立図書館】

2009/10/07

私が初めて谷川俊太郎さんを見たのは、中学２年の大会の朝。
テレビで「朝のリレー」を朗読してる姿でした。
あの人以上に目がきらきらしてる人をいままで見たことないです。
この間雑誌に白黒写真で載ってたのを見たけど、それでもきらきらしてたから驚いた。

小・中学生の頃、谷川さんの詩に触れる機会が多かったので、教育的な、教訓めいたことばかりかなぁと思っていたのですが、そんなことないですね。
暖かかったり、ユーモラスだったり。でもじっと自分の中の宇宙を見つめてる。
すごくシンプルな言葉でここまで伝えられるんだとはっとします。
これ高３の後半で読んだんですが、泣いたなぁ…図書室で立ち読みしながら。笑。
家に帰っても一通り読んだあと、ランダムにどのページ開いてもすぐ泣いたなぁ…。
いや本当に。
私は「芝生」という詩が特に好きです。
何度読んでも不思議と懐かしい気持ちになる。

すごく好きな本なのに、語彙少なくてうまく言い表せなくて腹立ってくる。
ちょっとでも気になるなら読んで損はないと思う。
おそらく言葉が好きになる。

2009/10/04

こんな人間が子供向けに童話作ったらそれはもう鬱な人間が増えますこと増えますこと。でも本当に読み取れてる人間は少ない、と思う。高慢ではない

2009/10/04

谷川俊太郎大好きです。出会いは合唱曲の歌詞。これが５０年以上前の作品だなんて！。初版のデザインで復刻したらしく、このデザインも今では逆に新しい。買おうかな…。

2009/10/07

　平成18年度大学入試センター試験「国語」にちらりと登場した詩集。　
　元より谷川俊太郎ファンですが、コレを読んで更に好きになりました。言葉の選び方やテンポが絶妙。
　一九五一年一月一日、わたくしは、静かな雨の夜に、曇り日に歩く、日日、が特にすきです。

2009/10/04

全然正しく解釈できていないだろうけどものすごくたのしかった。すきなのを並べてみると、生長、わたくし、電車での素朴な演説、机上即興、宿題、静かな雨の夜に、一九五一年一月　って感じです。特に　わたくし　はすごいと思った。びっくり。詩はあまりすきじゃないけれど谷川さんはすきかもしれない。意外です。笑)　また読み返したい。

2009/10/04

詩集。
鉄腕アトムやハウルの主題歌の歌詞や、国語の教科書にも「生きる」という詩を載せたりしてる人です。保険のＣＭにも文章載せてたな。谷川俊太郎とは教科書で読んだのが出会いだったんですけど、それ以来好きな詩人トップです。進化しすぎた人類を皮肉る詩を作ったりしてるのに、最後まで人間を信じようとしてる姿勢が好き。言葉もすごく穏やかで綺麗、晴れた秋の午後に家の中へ光が差すイメージがする。

2009/10/04

生きることに悲しさと寂しさはつきもののように思う。それと同時に喜びもある。静かな詩が多くて、読んでて落ち着く。