政治過程論 の商品レビュー
現実の政治経済に対して記述的推論はおろか因果的推論を為すことが学者の人にも大変難しい営みであることを思うとこれから学部で政治学をやってどこまでそれを具体的な武器にできるのだろうかと少し不安になった。ただ、同時に学者でもそういった分析は困難なのだから、素人だからと政治経済について意...
現実の政治経済に対して記述的推論はおろか因果的推論を為すことが学者の人にも大変難しい営みであることを思うとこれから学部で政治学をやってどこまでそれを具体的な武器にできるのだろうかと少し不安になった。ただ、同時に学者でもそういった分析は困難なのだから、素人だからと政治経済について意見してみることを臆していてもしょうがないという気にもなれてよかった。
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『学校の「政治学」の講義で指定された参考書。 アルマシリーズの中ではむずかしめのものだったようで、初めて読んだときには(授業にまったく出なかったせいもあるが)意味不明で難解な文字の羅列としか思えなかった。 佐々木毅『政治学講義』のあとに読んだらそれなりに読みやすく、また内容にもそこそこ興味がもてたので単純にpolitical scienceに慣れていなかっただけなのかもしれない。 まぁそれなりに読みやすく、それなりに高度な内容なのではないかなーと、結論としてはこの上なく不確かで弱い主張をしてこのレビューを終えようと思う。 』
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