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赤ちゃんに算数をどう教えるか の商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2023/09/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

子供の知育ブログを読んでいるときに紹介されていたので読んでみた本。 前半部分は流し読みではあるが、 小さな子供たちはあらゆることを、できるだけ早く学びたいと欲しており、4歳までの情報吸収能力が比類がないということである。 4章では、赤ちゃんはみんな2歳になるまでにえ外国語をひとつ覚え,4歳までに流暢につかいこなし、6歳までに(それぞれの環境に応じて)完全に話せるようになる。 というわけで赤ちゃんに算数を教える本題が7章からでやり方が書いてある。 ・2歳をすぎると難しくなってくるが,5歳までの子供は膨大な量の情報を簡単に吸収できる。4歳以下ならさらに簡単に、3歳前ならもっと効率よく、2歳前であれば極めて簡単に効率よく吸収できる。 ・子供を教えるにあたって,2つの決定的に重大なポイント 1.親の態度と接し方 2.教材の大きさと全体の整理 ・常に子供がやめたいと思う前にやめること ・教材の準備…まずは1個から100個まっで赤い丸のついたカードを1セット作る。 ・良い教え方の基本 1.子供ができるだけ小さいうちから始める。 2.いつも楽しく行う。 3.子供に敬意を払う。 4.親子ともに気分のいいときだけを選んで行う。 5.子供がやめたくなる前にやめる。 6.教材は素早く見せる。 7.頻繁に新しい教材を導入する。 8.プログラムは一貫して行う。 9.教材は注意深く用意し、子供より一歩先をいくようにする。 10.安全確保の法則を頭に入れておく。 第8章 量の認識を教える方法 ステップ1 量の認識 ステップ2 等式 ステップ3 問題を解く ステップ4 数字の認識 ステップ5 数字を使った数式 ステップ1 子供の手が届く距離より少しとおくで、「1」のドッツカードを上げてみせ、はっきりと熱意をこめて「これは1」を1秒弱。→2、3、4、5 5枚のカードを見せ終わったら,しっかりと子供を抱きしめ,愛情表現。すばらしいこ、かしこいこ、本当に楽しいなど 1日目はこれを2回繰り返す。少なくとも30分あける。 2日目は1日目と同じ基本セッションを3回。さらに6、7、8、9、10。これも3回で計6回。セッションごとに褒める。 2日目以降は2つのセットをまぜあわせ、たとえば片方のセットは3、10、8、2、5など。組み替えたりしながら新鮮で興味深いものにするため。 これを5日目まで。 6日目からは、5日間教えてきた10枚のカードのなかから、一番小さい数のカードを2枚取り除く。 (Ex)6にちめは1、2を取り除き,11、12をたす。 第9章 ステップ2 等式 1から20を認識できたあとで。 まず、膝の上に1、2、3のドッツカードの面を伏せておく。熱意をこめて親しげに「1たす2は3」と言い、それぞれのかずを言いながらそのカードを同時に見せていく。 つまり、 「1」見せて「1」という。→床に置く 「たす」と言う 「2」見せて「2」をいう→床に置く 「は」という 「3」見せて「3」をいう→床におく ・数秒以上かけないこと ・予測可能なパターンは避けること(ex)1+2=3,1+3=4,1+4=5 ・1回のセッションで教える等式は3つまで。これ以下でもかまわない。 ・1日3回行う。3回のセッションで教えるとうしきはそれぞれ違うものにし、1日九種類教えることにする。 ひきざん、かけざん、わりざんも 第10章 ステップ3 問題を解く機会 ここまで書いているだけでも基本ずぼらの私には毎日何セットもすることは不可能だと思えた。 母親の努力が大変そうである。

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2023/09/01

ステップ1 量の認識 ステップ2 等式 ステップ 3問題を解く ステップ4 数字の認識 ステップ5 数字を使った数式

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2023/01/08

▼感想 子どもは勉強が嫌い、というのは古今東西で起きる最も残念な勘違いである。ということが、確かになと。 算数を教えよう、早く学ばせよう!というよりも、こどもは新しい刺激(知識や事象への理解)に貪欲であり、その欲望を刺激し続けることで、学ぶことへの積極性や、成長してからの伸びに...

▼感想 子どもは勉強が嫌い、というのは古今東西で起きる最も残念な勘違いである。ということが、確かになと。 算数を教えよう、早く学ばせよう!というよりも、こどもは新しい刺激(知識や事象への理解)に貪欲であり、その欲望を刺激し続けることで、学ぶことへの積極性や、成長してからの伸びにも繋がる(=賢い子に育つ)ということなのだろう。 確かに本当は色々学びたいのに、同じこと(既知のこと)をずっと繰り返されたら、学ぶことへの貪欲さは失われてしまうのは想像に難くない。 ★大前提で、「数字」と「数」は別である。ということが個人的には大きな発見。言われてみれば当たり前だけど考えたことなかった。 いきなり数字を使っての理解ではなく、数の概念を理解する喜び、から「赤ちゃんに算数を教えること」に繋がる。 【1-6章】 赤ちゃんの学ぶ力はまさにスポンジで、新しい刺激を常に求め、喜んでいる。 飽きてしまうのは飽き性なのではなく、既に理解したから。 乳幼児の脳の発達は凄い!6歳に教える何倍も1歳は吸収する!みたいなことが永遠と書かれている。 【7章〜】 実際にどう教える、接するのかに触れているのは ★p.61〜p.112のところ。再読するならここ! 大事なのは早期教育ではなく、いかに子どもと楽しく遊ぶ(刺激を与える)か、という点。 ▼数カード(ドッツカード)を用いた遊び 参考リンク http://kawaiino.com/dottucard01.html ・最初は1日3回、1回あたり数秒 ・やめたいと感じる前にやめて、自然な学習意欲を育むこと ・親の熱意や楽しさ、が非常に大切 ・カードを見せるのは想像よりもはるかに短時間。でないと飽きる。 【大切なこと】 ①カードを見せるスピード ②新しいカードの量 ③親の楽しげな態度 ④表現の一貫性 ※手元にカードがない際に、指の数など身近な要素で代替してしまうことはNG。中途半端は逆効果。 ⑤テストはなし。楽しい旅路と感じる。 ⑥どんな反応であれ、愛を持って褒める ⑦ラジオやテレビなど雑音がないようにする ⑧親子ともに機嫌が良く元気な時間帯にする 【数カードゲーム】 5ステップ ①量の認識 ②等式 ③問題を解く(足し算引き算など) ④数字の認識 ⑤数字を使った数式 ①量の認識 ドッツカード(1-100) カードを見せながら、「これは1」と熱意を持って伝える(1秒弱、言い終わらないうちに引っ込めるくらい)。 これを1〜5で、同じ言い回しで(★大事)見せる。しっかり顔を見て伝えるために裏に親が確認用の数字を書いておくと良い。 1日目は、1回目と同じことをさらに2回繰り返す。 セッションの間隔は30分以上あける、そのうち15分でも。 2日目は、1日目と同じ基本セッションを3回繰り返す。さらに新しい6-10のカードセットでも3回繰り返す。(インターバル30分以上ってきつくね笑) →1日に合計6セッションする。ただし、1-5も6-10のセットも1回目は数の順序通り。2回目からは順不同で予測させない。 ★セッションごとに、「よくできた、〜は賢い子ね」と褒めて、子どもを抱きしめて身体でも愛情を示す。 クッキーや飴などで釣ってセッションさせるのはNG。 ★1枚のカードを2秒以上見せると飽きてしまう=子どもは電撃的な速さで学び、認識できている。 ★数を学ぶ工程で「退屈」が一番の警戒信号。進行は速いすぎるよりも、遅すぎることが退屈させる確率は高い。 3日目以降は二つのセットを混ぜて5枚ずつで構成して1-10を認識させる。新鮮さを出す。 5枚カードを2セットを5日間教える。 6日目以降は、毎日一番小さい数字を2枚除き、新しいカードを入れる。 例: 6日目は3-12、の10枚を使う。 ★1セッションは3分ほどで教えて、5-6分の愛情を持って示すこと。 ②等式 ③問題を解く(足し算引き算など) ④数字の認識 ⑤数字を使った数式

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2015/11/13

3歳の子が数字好きだけど、単に記号として認識しているようなので、量として理解するためのやり方を求めて読んでみた。ドッツカードはもう遅いかな・・・。そもそも、ドッツを見て28と29の違いが分かることの有用性、価値が分からない。ま、量という概念を伝えるために、ちょっと試してみるか。等...

3歳の子が数字好きだけど、単に記号として認識しているようなので、量として理解するためのやり方を求めて読んでみた。ドッツカードはもう遅いかな・・・。そもそも、ドッツを見て28と29の違いが分かることの有用性、価値が分からない。ま、量という概念を伝えるために、ちょっと試してみるか。等式(加減)の概念くらいまでは使えるかも。しかし、実生活の中でお菓子とか、本とか数えるので十分な気もする・・・(体験としてはそのほうが実際的だ)。

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2015/10/26

基本的なプロセス・考え方は「読み」の本と同じです。 それにしても赤ちゃんのポテンシャルは底が知れないんだなあ…尊敬してしまいます。

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2012/11/17

2歳よりも1歳のほうが速く身につく。2歳になって結果がわかるまでがまん強く待てれば。 小さな子供はなんの苦もなく絶対音感を身につけられる 6歳までに1つか2つ以上の言語を完全に学びとる 子どもは事実を教えられると、本能的に法則を導き出す 算数のセッションに対する子供の興味と意欲を...

2歳よりも1歳のほうが速く身につく。2歳になって結果がわかるまでがまん強く待てれば。 小さな子供はなんの苦もなく絶対音感を身につけられる 6歳までに1つか2つ以上の言語を完全に学びとる 子どもは事実を教えられると、本能的に法則を導き出す 算数のセッションに対する子供の興味と意欲を保つ… 教材を見せるスピード 新しい教材の量 母親の楽しげな態度 足し算、引き算、かけ算、割り算各2週間

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2011/10/25

もう売られていない本です。 グレン・ドーマン博士は、成長に障害のあるお子さんを対象に、教育や運動系のトレーニングをされている方なのだそうです。そのトレーニングで奇跡のような成長を遂げた人が、沢山いるのだそうです。 この本で紹介されているのは、具体的にはドッツカードという、カードに...

もう売られていない本です。 グレン・ドーマン博士は、成長に障害のあるお子さんを対象に、教育や運動系のトレーニングをされている方なのだそうです。そのトレーニングで奇跡のような成長を遂げた人が、沢山いるのだそうです。 この本で紹介されているのは、具体的にはドッツカードという、カードに丸い点をうったアイテムを赤ちゃんに見せて、数字の認識をさせはじめ、足し算から四則演算を教えていく手法です。 僕は、赤ん坊からの教育って、教育ママの幻想だと思っていました。しかし、今1歳の子供を世話していて、赤ん坊と自分が共通の話題をもちたいとすごく思うようになりました。ドッツカードは、単に点がいくつか打たれているだけです。その数を「いちだよ~」などと教えながら、カードを子供に手渡すと、子供はカードを持って嬉しそうに遊んでます。お互いに、遊べるんです。 ドッツカードなどにハマると、ついもっと沢山とか、賢くとか思って、親の問題で、子供のストレスを生んでしまうんでしょう。あくまで、子供との遊び。ボールや絵本のように、カード遊びで数字という存在を親子で共有しはじめるんだ・・と思います。コミュニケーションなんですね、人間にとって数字というのは。 そう思ってから、ドッツカードの数字教育を毎日しています。あくまでも、遊びの枠を出ないように、押し付け無いように・・・・ 大人の学習(adult learning )も、あくまでも「楽しい」範囲でやっていくことが大事です。そう思うと、子供も大人も、学びの基本は同じなのですね。 この本、復刻してほしいです!

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2011/07/25

子供の学習について気になっているのでいろいろ読んでみているところ。 なるほどと思う項目はもちろんあるのだけれど、こういう自己啓発とか能力開発系とかの本は、ちょっとテンション高く、賞賛口調を多く書いていたりすることもあるので、そこらへんから「鵜呑みにはできない…」と構えたくなりま...

子供の学習について気になっているのでいろいろ読んでみているところ。 なるほどと思う項目はもちろんあるのだけれど、こういう自己啓発とか能力開発系とかの本は、ちょっとテンション高く、賞賛口調を多く書いていたりすることもあるので、そこらへんから「鵜呑みにはできない…」と構えたくなります。 この本も例に漏れず。 ただ、子供は学びたがっている、という点には共感できます。 子供の頃、知育系のおもちゃや学校以外で知識を増やせた時に、喜びや次への欲求を感じていた記憶があります。

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2009/10/04

ドッツについて、作り方、進め方が詳しく書かれています。 でも、ドッツを行う前に、お母さんの愛情によって子供が 伸ばされるという部分にとても共感しました。 赤ちゃんにとっての数とは、こういうものなのか。 ということも目からうろこでした。

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