1,800円以上の注文で送料無料

髪結い伊三次捕物余話 幻の声 の商品レビュー

3.9

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

    14

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

「捕り物」と「伊佐次…

「捕り物」と「伊佐次とお文の恋愛」の両方を楽しめる欲張りな短編集。「備後表」は主人公の「おっ母ァ」の話ですが、特に印象に残りました。

文庫OFF

すごい作家が出てきた…

すごい作家が出てきたと思った。東京生まれでも東京住まいでもないのに、江戸を舞台に書くって大変なことです。でも全然その違和感を感じさせないしっかりした物語と考証です。そして何より男女の情感がしっとり優しくて、かなりお気に入りです。

文庫OFF

髪結い伊三次シリーズ…

髪結い伊三次シリーズの一番最初。個人的に『備後表』は胸を打たれました。職人は自分の腕の成果をみたいもんですよね。その「おっかあ」との気持ちのやりとりにじんとしました。

文庫OFF

髪結い伊三次シリーズ…

髪結い伊三次シリーズ第一弾。人が犯罪をおかすには何かしら理由がある。人と人との繋がりがどの話にも描かれていて、胸に訴えかけられる。

文庫OFF

お文のキャラクターが…

お文のキャラクターが勇ましくていいですね。女性はこれくらい強くないと。不破様のところの奥様も、過去がありますが、それを乗り越えて気丈に振舞っていて素晴らしい。女性にスポットが当たってる話が多かったです

文庫OFF

髪結い伊三次シリーズ…

髪結い伊三次シリーズ第一弾。宇江佐さんのデビュー作でもあります。

文庫OFF

2024/08/17

内容(ブックデータベースより) 町方同心の下で働く伊三次は、事件を追って今日も東奔西走。江戸庶民の人間関係をきめ細かに描いた珠玉の五話。オール讀物新人賞 令和6年8月14日~17日

Posted byブクログ

2023/12/02

一日を懸命に生きる市井の人々、彼らに寄り添う伊三次とお文。二人の仲は…。 何度でも読み返したい、シリーズの一つ。 廻り髪結いを生業とする伊三次と、芸者のお文、 そして、二人をとりまく人々の切なく、愛おしい生き様が、 時には熱く、時には淡々と描かれる。 十手は持たないが、同心...

一日を懸命に生きる市井の人々、彼らに寄り添う伊三次とお文。二人の仲は…。 何度でも読み返したい、シリーズの一つ。 廻り髪結いを生業とする伊三次と、芸者のお文、 そして、二人をとりまく人々の切なく、愛おしい生き様が、 時には熱く、時には淡々と描かれる。 十手は持たないが、同心、不破の小者として、伊三次は、 事件の謎を解き、下手人を追い詰める。 十手を持たない伊三次は、 細工を施した髷棒で、悪人を相手にする。 十五巻続く、長いシリーズだが、 作家の宇江佐さんは、2015年に亡くなり、 このシリーズは未完のまま終了した。 本当に、惜しい…。

Posted byブクログ

2023/11/29

髪結い伊三次シリーズの始まりを久しぶりに読んだ。最初からこんなに面白かったのか、と改めて思った。時代小説にハマり始めた頃に図書館で適当にバラバラに借りて読んでいたので、途中で『幻の声』を購入して(図書館になかったので)読み、伊佐次とお文の出逢い、伊佐次が仕える町方同心の不破と妻の...

髪結い伊三次シリーズの始まりを久しぶりに読んだ。最初からこんなに面白かったのか、と改めて思った。時代小説にハマり始めた頃に図書館で適当にバラバラに借りて読んでいたので、途中で『幻の声』を購入して(図書館になかったので)読み、伊佐次とお文の出逢い、伊佐次が仕える町方同心の不破と妻のいなみが結婚した経緯、そして伊佐次の生い立ちや不破と知り合うキッカケを知りさらに面白さが増した。原作者が亡くなった事で、それでもちゃんと物語は終わったけれどもっともっとこのシリーズの先を読みたかった。

Posted byブクログ

2023/10/31

宇江佐真理の髪結い伊三次捕物余話シリーズの一作目になります。本当に面白いです。伊三次と文吉に幸あれ。

Posted byブクログ