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北の駅 の商品レビュー

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街角に四季が移ろうよ…

街角に四季が移ろうように、人の心にも春夏秋冬は訪れる。街は人々の絆とともに発展して行く。明治・大正にかけての、東北にある小さな城下町・岩井の人間模様と歴史を描く長編。

文庫OFF

2016/07/30

古本屋で何度も見かけ、どうも気になっていた本でした。ようやく今回手を出したのですが。。 裏表紙には「しみじみと心に響く、傑作長篇小説。」とありますが、期待した程では無く、なかなか一気には進まず、つっかえながら少しずつ読み進めていました。 明治時代を舞台にしているせいでもなく、どこ...

古本屋で何度も見かけ、どうも気になっていた本でした。ようやく今回手を出したのですが。。 裏表紙には「しみじみと心に響く、傑作長篇小説。」とありますが、期待した程では無く、なかなか一気には進まず、つっかえながら少しずつ読み進めていました。 明治時代を舞台にしているせいでもなく、どこか小説として古臭い雰囲気があります。登場人物の人物造形も甘さを感じますし、これと言って特筆すべき特徴も無いようです。悪くはないのですが。

Posted byブクログ

2010/01/06

明治から昭和にかけての、北国の企業家の人生を追った作品。舞台が岩手県の一関だと判る細かな描写にはさすがと思った。内海さんの出身地だろうか。但し、題材は内海さんではなくても書ける内容なので、内海作品にながれるある種の「普通の人の感動的な人生」を期待して読むと、外れる。 でも、秀作で...

明治から昭和にかけての、北国の企業家の人生を追った作品。舞台が岩手県の一関だと判る細かな描写にはさすがと思った。内海さんの出身地だろうか。但し、題材は内海さんではなくても書ける内容なので、内海作品にながれるある種の「普通の人の感動的な人生」を期待して読むと、外れる。 でも、秀作ではある。

Posted byブクログ