手術室の中へ の商品レビュー
麻酔科医が麻酔について語る一冊。 これまで知らなかった手術における麻酔の受容性を知ることができた。
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手術の実態が全て分かる。手術体験したことがある人でも、麻酔とはどういうものか、輸血とは、など、手術を受けるということがどういうものなのかを、改めて認識し直すことができる。輸血は、臓器移植というのは、考えてみればその通りだが、気づいてみると、かなりショッキングだった。
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手術が「侵襲的医療」であり、全身麻酔をすればまったく痛みを感じることがないからいい、というものではないことを知ることができた。 また、麻酔科医という人たちが、患者さんの全身管理の中心的な存在であることが分かった。
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麻酔への過度な安心にたいする警告。 硬膜外麻酔や気管内挿管といった専門用語をイラストで分かりやすく解説してくれる。
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全身麻酔が思ったより危険ってのはわかった。友達が親知らず抜く時全身麻酔しようっていってたのでそれは止めようと思う。侵襲行為
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手術は、ただ全てを医者に委ねるものだと思っていた。 しかし、手術の成功そして回復のために、患者と医者双方の情報交換、いわゆるインフォームドコンセントがいかに重要であるかを述べている。 また、著者は患者のQOLを重視しており、もし身の回りの誰かが手術を迫られた際、私たちにでもで...
手術は、ただ全てを医者に委ねるものだと思っていた。 しかし、手術の成功そして回復のために、患者と医者双方の情報交換、いわゆるインフォームドコンセントがいかに重要であるかを述べている。 また、著者は患者のQOLを重視しており、もし身の回りの誰かが手術を迫られた際、私たちにでもできることが本書を通して見えてくるかもしれない。
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医療行為が侵襲行為だということを何度も強調している本。過去の関係ない病気(Ex.痔とかですら)麻酔に影響が出て、最悪死にまで至るということは話し合いの必要性を示唆している。また、安心させるための方法も面白い。
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現役の麻酔科医によるわかりやすい解説書である 本文中何度も出てくるが、麻酔は決して絶対安全なものではない 手術しないで済むならそれに越したことはないのである 麻酔のプロが言うだけに重みがある
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全身麻酔をするという事は、痛みをとるだけでなく、 体を守ろうとする反応や、呼吸も停止するため、 人工呼吸や体の機能を調べるための機械を常に監視していなければならないということだった。 やはりよほどのことがなければ、全身麻酔を使う手術は避けたいと思うのでした。
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[ 内容 ] ストレッチャーに横たわり手術室に運ばれていく人と見守る家族たちとを分かつトビラ。 このトビラの向こうで何がおこなわれ、患者はどのように守られているのか。 手術室でおこるすべてを、手術の進行役であり患者の状態を逐一チェックしている「麻酔科医」が、はじめて明らかにする情...
[ 内容 ] ストレッチャーに横たわり手術室に運ばれていく人と見守る家族たちとを分かつトビラ。 このトビラの向こうで何がおこなわれ、患者はどのように守られているのか。 手術室でおこるすべてを、手術の進行役であり患者の状態を逐一チェックしている「麻酔科医」が、はじめて明らかにする情報公開の書。 全身麻酔をかけられるとどうなるのか。 お腹を切られるとどうなるのか。 意識は? 痛みは? 豊富な事例をまじえて手術のすべてを教えてくれる、一般人はもちろん、医療関係者、医学生、看護学生にも役立つ斬新な実用書である。 [ 目次 ] 第1章 手術入門 第2章 手術室の中へ 第3章 麻酔をかけるということ 第4章 全身麻酔がもたらすもの 第5章 手術という「侵襲」がもたらすもの 第6章 手術からの回復 第7章 手術の決定から手術当日まで 第8章 手術前に情報を交換する 第9章 麻酔科医と手術室専属看護婦 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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