だれも死なない の商品レビュー
最後リスが帰ってくるところで終わってた気がするんだけどなあ。 『機嫌のいいリス』の旧版、ですがちょっと変えてあるところもあるような気もします。 ゾウはかわいい。 みんな黙って考えがちなところも好き。 最強ケーキもやっぱり好き。 考えてたらいなくなれないアリ。 それなら、私はずっと...
最後リスが帰ってくるところで終わってた気がするんだけどなあ。 『機嫌のいいリス』の旧版、ですがちょっと変えてあるところもあるような気もします。 ゾウはかわいい。 みんな黙って考えがちなところも好き。 最強ケーキもやっぱり好き。 考えてたらいなくなれないアリ。 それなら、私はずっと考えているよ。 橅の蜜、調べてみた。おいしそうだった。
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オランダ出身の著者が贈る動物たちの物語。 このストーリーでの規則は4つ。 1.同種類の動物は複数登場しない。たとえばゾウが一頭のみ、アリもリスもしかり。 2.みな同じ大きさ。だから、ゾウとアリがダンスをすることもできる。 3.だれも死なない。(谷川俊太郎氏がつけた邦題はこの言葉に...
オランダ出身の著者が贈る動物たちの物語。 このストーリーでの規則は4つ。 1.同種類の動物は複数登場しない。たとえばゾウが一頭のみ、アリもリスもしかり。 2.みな同じ大きさ。だから、ゾウとアリがダンスをすることもできる。 3.だれも死なない。(谷川俊太郎氏がつけた邦題はこの言葉に由来する) 4.人間は出てこない。 『ぼのぼの』を思わせるどうでもいいようなやり取りがおもしろい!買う価値あり!
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大人にしても子どもにしても、何かに煮詰まった時なんかにいいような… シュールな世界。 のほほんともしている。 それぞれの動物に、こんな人いそうだなと思わせる個性があり… 肩の力が抜けます。
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図書館で。 特に面白い~とか、何か重大な事件が起こる~とか言う本ではなく、淡々とというわけでもなく森の生活が営まれている。そんな感じ。時間がある時にゆっくり読みたいなぁ、という贅沢な感じの本。 あまり挿絵があっていないような、これで良いような、不思議な本だなぁ…
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2、3ページの短いお話がたくさん。すごく好き。動物たちそれぞれに個性があって、その個性だけでも充分楽しい。ゾウが友だちのリスに手紙を書く。でもゾウは「く」しか書けない。手紙をもらったリスは返事を書く。でもゾウは返事を読めない。だから頭の下に置いて寝た。なんてのんびりした温かい話な...
2、3ページの短いお話がたくさん。すごく好き。動物たちそれぞれに個性があって、その個性だけでも充分楽しい。ゾウが友だちのリスに手紙を書く。でもゾウは「く」しか書けない。手紙をもらったリスは返事を書く。でもゾウは返事を読めない。だから頭の下に置いて寝た。なんてのんびりした温かい話なんだろう。リスが大好き。
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トーン・テレヘン氏の原則がとてもいい.タイトルにそのまま選んだ谷川俊太郎さん,さすがのセンス.リスやアリの友情,ゾウのとぼけたふわふわ具合,考えすぎるカメ,コオロギやカエル,イカにタコ、ホタルやミミズありとあらゆる生き物が自由に振る舞う世界.ほわんほわんして素晴らしい.
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「リス、いつかぼくたちも終わると思う?」ある時、アリがたずねた。 オランダ人の著者による、動物たちの短い短い物語。 タイトルと表紙を見て風刺物かと思い、読み進めて行くうちに哲学っぽいと感じ、読み終えて「なんだ、単純に楽しめば良かったんだ」と気付いた。
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動物たちが宙に浮かんだり、海の中でお茶したり。自由奔放なユーモアでいっぱいのお話......なのになんだろう、この漠然とした淋しさ。 だれも死なないし、みんなが仲良し、ケーキも蜂蜜ある。それでも孤独や不安はいつもすぐそばに、一番親しい友達のようにそこにある。 装丁はどう見ても児童...
動物たちが宙に浮かんだり、海の中でお茶したり。自由奔放なユーモアでいっぱいのお話......なのになんだろう、この漠然とした淋しさ。 だれも死なないし、みんなが仲良し、ケーキも蜂蜜ある。それでも孤独や不安はいつもすぐそばに、一番親しい友達のようにそこにある。 装丁はどう見ても児童書ですが、複雑な大人の味わい。
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文章をつむぎ、物語を組み立てると、どうしても捨てられない 「流れ」というものがある。それは作者の「エゴ」とも言う。 この作者の掌編寓話は、そのへんがバッサリ潔い。 あまりに潔くて、何か白昼夢を見たような読後感です。
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”大人のための哲学童話” 人間みたいに色々考えてる動物たちが愛らしい。 ほのぼのでナンセンスなものがたり。 でも時々、ドキリとする言葉もあったりする。 秋の夜長のおともに。
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